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ブックマーク / xtech.nikkei.com (137)

  • 日本通運のシステム開発訴訟、指摘多数の原因は「特殊な検収」とアクセンチュアは反論

    物流大手の日通運が、航空輸送事業におけるグローバル共通基盤の構築を目的に進めていた「新・国際航空貨物基幹システム」の開発失敗を巡り、開発ベンダーであるアクセンチュアを訴えていたことが日経クロステックの取材で分かった。以下ではアクセンチュアが提出した第1準備書面を基に、日通運の主張に対する同社の反論を読み解く。 アクセンチュアが最重要争点として挙げるのは、結合テストの後半フェーズ「ITb」に関する債務の履行を完了したことだ。日通運は訴状で「アプリケーション開発業務」など4件の個別契約が債務不履行になった結果、システムは完成せず基契約書で締結した「システムの完成義務」に違反すると主張していた。 アクセンチュアは請負で締結された上記4件の個別契約について、債務を履行していると反論する。同社の主張によれば、請負契約において求められるのは「仕事の完成」だ。検収は「仕事の完成」とは独立した手続

    日本通運のシステム開発訴訟、指摘多数の原因は「特殊な検収」とアクセンチュアは反論
    daishi_n
    daishi_n 2024/09/27
    検収・デプロイのルールは発注者ごとに違うので、認識齟齬出やすいのよね。安い案件は確認をスキップされやすいし、高い案件ではRFPに書いてなかったりする
  • 日本通運が基幹システムの開発失敗を巡ってアクセンチュアを提訴、124億円の賠償請求

    物流大手の日通運が基幹システムの開発失敗を巡り、約124億9100万円の損害賠償を求めて開発ベンダーのアクセンチュアを訴えていたことが日経クロステックの取材で分かった。 日通運の親会社であるNIPPON EXPRESSホールディングスは2023年1月、基幹システムの開発が当初計画に比べてさらなる開発コストの増加と開発期間の延長が見込まれることなどから、システム開発の断念を決定したと発表。2022年12月期の連結決算で154億円の減損損失を計上した。その後、日通運は2023年7月12日、アクセンチュアを相手取って東京地方裁判所に提訴していた。 計5回の検査で大量の「不具合」 訴状によると、日通運は航空輸送事業におけるグローバル共通基盤の構築を目的に、国内外のシステムを統一した「新・国際航空貨物基幹システム」を開発することとした。開発プロジェクトの開始は2017年4月25日。当初は3年

    日本通運が基幹システムの開発失敗を巡ってアクセンチュアを提訴、124億円の賠償請求
    daishi_n
    daishi_n 2024/09/26
    デロイトトーマツコンサルに悪銭もか。あいつらの仁義無さ加減も大概だしな
  • いったいブレード・サーバーに何が起こっているんだ?

    正直に白状しよう。「SMP(対称型マルチプロセッシング)機はスケール・アップのため,ラック・マウント型やブレード・サーバーはスケール・アウトのため」---。そんな風に思っていた時期が記者にはあった。よくよく思い起こしてみれば,ラック・マウント型のサーバー機にもSMP機はある。だが,米UnisysのES7000などのイメージが強烈で,「SMPは巨大なコンピュータ」という思い込みが頭にあったのだ。 巨大なSMP機は,サーバー統合の代名詞でもある。CPUを数十個搭載した巨大なSMP機全体を1台のSMP機として運用することができる一方で,CPUバスごとに分割した最小構成ユニットを自由に組み合わせ,複数の独立したSMP機の集合体としても運用できる。あるパーティションにはCPUを12個割り当て,別のパーティションにはCPUを4個しか割り当てない,といった具合である。 こうした中,2007年2月15日に

    いったいブレード・サーバーに何が起こっているんだ?
    daishi_n
    daishi_n 2024/09/24
    2024年には1U・1ソケットで96C/192Tとか実現できるようになったので2ソケットSMPで200コア、昔のSun Fire 15K(2001年, 106コア)とか超えてるのよね。ブレードサーバーはエンクロージャの陳腐化が避けられないからね
  • これが日本のAIデータセンターだ、GPUサーバーを稼働できる18社・32施設

    生成AI人工知能)に欠かせない高性能のGPU(画像処理半導体)を搭載したサーバーを大量に運用できる「AIデータセンター」は、日にどれだけ存在するのか。日経クロステックが国内にある49社のデータセンター事業者を対象に調査したところ、18社による計画中を含む32施設があることが分かった。 今回、日経クロステックがデータセンター事業者に質問したのは、大規模言語モデル(LLM)のトレーニング(訓練)や推論に使う高性能GPUサーバーが稼働できるような施設と、その詳細だ。現時点では国内に18社が運営する26施設があり、今後さらに6施設が増える計画だ。 消費電力10kW超えのGPUサーバーを1ラックで複数台稼働 LLMのトレーニングには、米NVIDIA(エヌビディア)のAIGPUである「H100」や「H200」を8個搭載する高性能GPUサーバーが向いているとされる。NVIDIA自身がH100を8個

    これが日本のAIデータセンターだ、GPUサーバーを稼働できる18社・32施設
    daishi_n
    daishi_n 2024/09/24
    ブレードサーバーのころはラックあたり7kVA-10kVAだったから、1モジュールで10kW超えるようなGPUサーバーは44Uで1台も置けない計算。F館林は昔からあるけど、設備入れ替えか増築だろうね
  • AI気象モデルが急速に高精度化、世界の天気予報がPC1台かつ1分で

    およそ10年前に将棋のトップ棋士を下す将棋AI人工知能)が登場し、7~8年前からは正確な翻訳や文章執筆をするAI、写真のような画像を描画するAI、さらには材料開発をするAI(マテリアル・インフォマティクス、MI)が登場してきた。3年前からは、人間と自然に会話するようにやり取りして、さまざまなコンテンツを自在に生成する生成AIが世界の大きな話題になってきた。 そしてここにきて、天気予報を高い精度で出せるAIが登場してきた。近い将来、世界の天気予報はAIベースが主流となり、パソコン1台でいつでもどこでも1分以下で予報が得られ、これまで数十分~数時間もかかっていたスーパーコンピューターによる現行の数値計算はほぼ不要になるかもしれない。天気予報の計算に必要な電力量は、10万~数百万分の1へと激減した。 さらには、まだ緒についたばかりのようだが、地震の発生やその強さをAIで予測する研究も始まってい

    AI気象モデルが急速に高精度化、世界の天気予報がPC1台かつ1分で
    daishi_n
    daishi_n 2024/09/12
    これIoTとかHEMSで使えんかな。太陽光発電量と蓄電池の充電バランス最適化、冷暖房の最適化(特に床暖房)するときに気象予測は必須なので
  • もう1つの「2025年の崖」、システム保守運用の技術者が消える自業自得のシナリオ

    「2025年の崖」とは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の足かせにもなっている老朽システムを何とかしないと、2025年あたりで大変なことになりますよとの警告、あるいはあおり文句だが、最近その2025年の崖がもう1つあることに気付いた。ある意味、こちらのほうが元祖2025年の崖よりも深刻なのかもしれないぞ。何せ「日の失われた30年」の間に積み重ねた企業の悪行のせいで、IT部門に「誰もいなくなる」危機が迫っているのだからな。 勘がいい読者は既に「ああ、あれだな」とピンと来ているはずだ。多くの企業のIT部門で基幹システムなどの保守運用を担ってきた技術者が、2025年あたりには消滅してしまうかもしれないという危機だ。大企業や中堅企業、あるいは中小企業でも、独自のシステムを構築・運用しているのなら、どんな企業でも間違いなくこのリスクを抱え込んでいる。CIO(最高情報責任者)やIT部長は胸に

    もう1つの「2025年の崖」、システム保守運用の技術者が消える自業自得のシナリオ
    daishi_n
    daishi_n 2024/09/09
    1980年-1985年に入社した世代だから、よほど現場に居続けた人以外は絶滅危惧種でしょ。リスキリングで抜けてく方が高そう
  • 生成AIで水枯渇リスクが顕在化、GPTはクエリー10回でペットボトルを空にする

    生成AI人工知能)のブームで建設ラッシュが続くデータセンター。サーバーメーカーは好況に沸くが、その裏で「資源枯渇」のリスクが顕在化しようとしている。サーバーを冷やすための「水」について専門家は「緊急措置」が必要だと警鐘を鳴らし、送電線やネットワークケーブルに必須の「銅」は2024年5月に史上最高値を更新した。国際エネルギー機関が4年で電力消費量が2倍になると予測するなか、貴重なエネルギー資源から生み出す電気が不足する恐れも高まってきた。 「水」「銅」そして「電気」。需給バランスが崩れれば価格高騰は必至だ。第1回のテーマは水不足。データセンターの冷却に大量の水が必要となり、枯渇リスクが高まっている。 世界気象機関(WMO)が「観測史上、最も暑い夏」と認定した2023年に続いて、2024年も記録的な猛暑となった。欧州連合(EU)の気象情報機関によれば、月ごとの世界平均気温は2024年6月まで

    生成AIで水枯渇リスクが顕在化、GPTはクエリー10回でペットボトルを空にする
    daishi_n
    daishi_n 2024/08/27
    データセンターで冷却に使った水は飲用にできないのでデータセンター内で浄化処理して中水道扱いで地元提供してる。これができないDCでは下水行きだね。つまり飲用資源の奪い合いが最大の問題
  • VMware製品「OEM廃止」の衝撃、ブロードコムはNECなど国産勢を切り捨て

    米Broadcom(ブロードコム)がVMware製品のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を終了したことに伴い、国産サーバーメーカーがVMware製品をバンドルした製品を販売できなくなったり、既存製品の保守を提供できなくなったりしていることが、日経クロステックの取材によって2024年7月16日までに分かった。メーカーやユーザー企業がブロードコムの動きに翻弄されている。 「富士通から購入した製品にもかかわらず、『当社では面倒を見られない』と言われ、一方的に保守打ち切りを告げられた」。 悲痛な声を寄せるのは、富士通製HCI(ハイパー・コンバージド・インフラストラクチャー)製品を長年使用するユーザー企業A社の担当者だ。同社は2024年4月、富士通からHCI製品の保守打ち切りについて通達があったという。 「VMware製品をサポートできなくなったため、保守の自動更新を停止したいという趣旨だった。

    VMware製品「OEM廃止」の衝撃、ブロードコムはNECなど国産勢を切り捨て
    daishi_n
    daishi_n 2024/07/16
    HCIなのがやっかいさん。これOEMだけでなくHCI認定まで取り消しになってたら買った連中も損する
  • 20代の職員が独断で橋を発注、住民にホテルを117泊提供した例も

    住民から様々な要望を受ける公共工事の発注者。到底、認められない過剰な要求が寄せられることもある。しかし、毅然とした態度で断らず、規則に反して現場で勝手に対応する例は少なくない。 大分県中津市で2023年12月、造ったばかりの橋台が取り壊された(資料1)。場所は市道の脇を流れる用水路に面した私有地。用水路をまたぐようにコンクリート床版を載せ、市道と私有地を結ぶ橋を建設する予定だった。 実は、この工事は市建設土木課の20代の職員が独断で発注したものだった。建設土木課によると20年に私有地の住民から車の乗り入れ口となる橋を造ってほしいとの要望を受けた。その際は上司の同席の下、私有地への乗り入れ口は、住民が自らの負担で施工しなくてはならない旨を説明していた。 しかし、その後もたびたび、橋の建設を求める電話が市にかかってきた。職員は要望を断り切れず、上司相談せずに橋を造ると約束してしまった。 職員

    20代の職員が独断で橋を発注、住民にホテルを117泊提供した例も
    daishi_n
    daishi_n 2024/07/10
    担当者、決裁でバレると思ってなかったのかな。契約者変更して自腹切っても禍根が残るしね
  • 「見積もりが出ない」「利用できない」、値上げだけではないVMware問題の深刻度

    米Broadcom(ブロードコム)による米VMware(ヴイエムウェア)買収によってユーザー企業が被った悪影響は、製品の値上げだけではなかった。ライセンス更新に必要な見積もりが遅延したり、製品のアクティベーション(有効化)ができなくなったりするなど、ユーザー企業が様々な困難に直面している。 届かない見積もり、保守切れのまま運用へ 「見積もりが全く届かない。早くどうにかしてほしい」――。 悲痛な声を寄せるのは、自社のプライベートクラウドでVMware製品を使うあるユーザー企業A社の担当者だ。A社は自社のプライベートクラウド基盤にVMware製品を使い、複数の業務システムを動かしている。2024年5月末に使用するVMware製品の保守期限が終了する予定だったことから、2024年2月末に保守更新の見積もりをリセラーに依頼したが、2024年6月18日時点でも正式な見積もりの提示がないという。 「リ

    「見積もりが出ない」「利用できない」、値上げだけではないVMware問題の深刻度
    daishi_n
    daishi_n 2024/06/25
    もうBroadcomはVMwareを売却した方がいい。Symantecみたいな飼い殺しで市場潰して自社にメリットあるのか? 見積が出ないのはBroadcomの責任にしないと遡り保守ペナルティ出たらアウトだ
  • VMware問題でIIJやNTTコムなどが大幅値上げ、クラウド料金が2~3倍になる場合も

    米Broadcom(ブロードコム)によるVMware製品ライセンスの変更による影響が、国産クラウドベンダーに波及している。VMware製品を使う国産クラウドベンダーが相次ぎ、値上げを始めたからだ。ユーザーが支払うクラウド利用料金が2~3倍に跳ね上がったケースもあるという。 IIJとNSSOLは値上げ済み、NTTコムは7月から値上げ 日経クロステックの取材によって、既にインターネットイニシアティブ(IIJ)と日鉄ソリューションズ(NSSOL)が値上げを実施済みであり、NTTコミュニケーションズも2024年7月に値上げ予定であることが分かった。 富士通とソフトバンクは、値上げの有無や予定についての回答を拒否した。しかし日経クロステックの取材では、富士通が既に複数の顧客に対して値上げを打診していることが分かっている。 ソフトバンクは2024年6月13日時点で、クラウドサービス「ホワイトクラウド

    VMware問題でIIJやNTTコムなどが大幅値上げ、クラウド料金が2~3倍になる場合も
    daishi_n
    daishi_n 2024/06/14
    ブロードコムのサポートサイト、サポートする気がないのでマジキチ過ぎる。なんでライセンス持ってるVMware Fusionの旧バージョンDLの身元確認に1ヶ月以上かかるような仕組みになってるんだよ
  • グリコもユニ・チャームも苦渋、トラブル相次ぐERP導入に潜む大きな理解不足

    ERP(統合基幹業務システム)の導入に失敗した挙げ句、ビジネスが止まる――。ERPにまつわるシステム障害が相次ぎ発生している。江崎グリコは独SAPのERP「S/4HANA」を使って構築した基幹系システムの障害で、プッチンプリンなどチルド品の出荷停止に追い込まれた。ユニ・チャームもS/4HANAと物流システムの連係を巡る障害で、製品の出荷に遅延が生じた。 なぜERPの導入はうまくいかないのだろうか。イチからシステムを構築するわけではなく、形のあるパッケージソフトを導入するにもかかわらず、だ。 江崎グリコは2024年4月3日に実施した基幹系システムの切り替えでトラブルが発生し、「プッチンプリン」をはじめとする同社製品と、同社が物流・販売を請け負っていた他社チルド品の出荷ができなくなった SAPや米Oracle(オラクル)など大企業向けのERPパッケージを中心に、導入に失敗することは今に始まっ

    グリコもユニ・チャームも苦渋、トラブル相次ぐERP導入に潜む大きな理解不足
    daishi_n
    daishi_n 2024/06/13
    わしが業界入った25年以上前から言われてたから、ERPの扱い方はめんどいのよね。確かヒューレットパッカードでも自社へのSAP導入失敗してIRで損失公表してたはず https://bit.ly/3xdLxu7
  • バッファロー製無線LANルーターでボット感染急増、NICTが発表

    情報通信研究機構(NICT)は2024年5月21日、NICTのサイバーセキュリティ研究室 解析チームのX(旧Twitter)公式アカウント「NICTER解析チーム」で、2024年5月20日からバッファロー製無線LANルーターのボット感染が増加していると発表した。50ホスト以上の感染を観測したとする。 感染が目立つのは「WSR-1166DHP」シリーズで、感染経路は特定できていない。NICTの久保正樹サイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティネクサス上席研究技術員は「感染したルーターはDDoS攻撃の踏み台として攻撃者に悪用されると考えられる。感染するとスキャンパケットを外部に送信し、感染を広げる可能性がある」と指摘する。NICTは利用者にファームウエアのアップデートや、管理画面の公開設定の見直しを呼びかけている。 バッファローはNICTが発表した事象について、2024年5月21日午後6時

    バッファロー製無線LANルーターでボット感染急増、NICTが発表
    daishi_n
    daishi_n 2024/05/22
    ネットギアのOrbi Pro Wi-Fi 6使ってるけど、製造終了なのでいつまでサポートするんだろ。買い替えたら2台で10万オーバーだよ
  • NECが受注したe-Govのガバクラ移行が大幅遅延、構築手法の途中変更が影響か

    政府ポータルサイト「e-Gov」のシステム刷新が当初計画から大きく遅れている。開発した機能の品質不良が最終テストで判明したためである。問題はベンダー選定後にデジタル庁がシステム構築手法を変更したことに端を発していた。開発を受注したNECは変更を受け入れたが、開発が遅延し品質に問題を抱える。情報を共有する体制が不十分だったために問題を広げたとの指摘が出ている。 デジタル庁が運用する政府ポータルサイト「e-Gov」のシステム刷新プロジェクトが大幅に遅延している。当初は2024年2月下旬に新システムへの切り替えを予定していたが、デジタル庁は約3週間前の2024年2月2日になってe-Govのサイト上で作業の延期を公表した。 河野太郎デジタル相は2024年4月16日の閣議後会見で記者の質問に対し、e-Govのシステム刷新が遅れている理由を「最後の試験工程で(開発したシステムの)品質が十分でないと判断

    NECが受注したe-Govのガバクラ移行が大幅遅延、構築手法の途中変更が影響か
    daishi_n
    daishi_n 2024/04/26
    デジ庁、契約後に手法変えるくらいなら入札条件に書けよ。官公庁はこの手の入札結果後の根本仕様変更が多いからRFP出した意味あるの、が多過ぎる。あとはRFP記載外の仕様とか作業とかちゃんとチェックしてくれ
  • 明治が30年来のメインフレームを完全撤廃へ、「塩漬け」レガシーをJavaに自動変換

    明治ホールディングス(HD)は2024年6月に約30年以上にわたって利用し続けてきたメインフレームを完全撤廃する。同社はこれまでメインフレーム上に構築してきたシステムを順次オープン系に移行してきたが、原料や包材(パッケージ)の調達システム、原価計算システムなどがメインフレームに「塩漬け」されていた。これらの移行を6月に終える。販売系基幹システムは2024年2月末にメインフレームから移行を完了した。

    明治が30年来のメインフレームを完全撤廃へ、「塩漬け」レガシーをJavaに自動変換
    daishi_n
    daishi_n 2024/04/25
    トランスレーションはテスト環境がキモなので、その仕組みをどこまで作れるか、かな。意味不明なビジネスロジックの解析も必要だしね。
  • 運転免許センターで同時発生した「うるう年」の不具合、和暦設定が引き金に

    2024年の2月29日、新潟県警察・神奈川県警察・岡山県警察・愛媛県警察が運営する運転免許センターでシステム障害が発生し、運転免許証の更新や新規取得の手続きを中止した。うるう年による障害だ。 4県警への取材で、障害によって当日運転免許センターで免許証を受け取れなかったとみられる人は合計で約800人に上ることが分かった。しかし、影響はさらに大きい。神奈川県警では運転免許センターの最寄りである相模鉄道の二俣川駅に、免許証を当日交付できないと掲示した。同県警は掲示によって約100人が運転免許センターを訪れなかったと見積もっている。一連の障害はテレビニュースで大きく取り上げられ、X(旧Twitter)などのSNSでも周知が進んだため、影響は1000人規模になるだろう。 4県警は、運転免許センターの障害原因について、「免許証を作成する機器の不具合」だと回答した。さらに取材を進めていくと、いずれの運転

    運転免許センターで同時発生した「うるう年」の不具合、和暦設定が引き金に
    daishi_n
    daishi_n 2024/04/13
    オペレーティングシステムの日付周りを使えないデータ構造と業務システムなのかもね。たしかに営業日計算で業務カレンダーは自前で持たないといけないこと多いよね。
  • 富士通製メインフレームが残り700台の衝撃、保守期限までの撤廃に求められる策

    「まだ700台も残っているのか」――。富士通と米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)の会見を聞いた筆者の感想だ。両社は2024年3月18日、グローバルパートナーシップの拡大と顧客システムのモダナイゼーション支援を発表した。その中で、富士通の島津めぐみ執行役員副社長COO (サービスデリバリー担当)(現職)が同社のメインフレーム残存数に触れたのだ。 島津副社長によれば、現在約700台のメインフレームと約9400台のUNIXサーバーが稼働しているという。富士通は2030年度末にメインフレームの製造・販売から撤退し、5年後の2035年度末で保守を終える。UNIXサーバーは2029年度下期に製造・販売を終了し、2034年度中に保守を終える予定だ。 脱メインフレームは間に合わない 果たして2035年度末までに700台あるメインフレームをすべて撤廃できるだろうか

    富士通製メインフレームが残り700台の衝撃、保守期限までの撤廃に求められる策
    daishi_n
    daishi_n 2024/04/09
    メインフレームで動くミッションクリティカルシステムの他社マイグレは「空飛ぶ飛行機同士で乗客が空中乗り換え」するようなもんだからね。保険は商品寿命が長いので継ぎ足しロジックが怖いのよ
  • データセンター建設が住民の反対で頓挫、大規模化と住宅近接で「迷惑施設」扱い

    千葉県流山市のデータセンター(DC)の建設計画が、地域住民の反対で頓挫した。かつてDCは都心部の商業地域や工業地域に建てられることが多かった。ところが近年は大規模DCが住宅のある郊外地域に作られるようになったことで、住民から「迷惑施設」扱いされている。立地に細心の注意を払わなければ、今後もDC建設は頓挫しかねない。 千葉県流山市:第一種住居地域だった土地に大型DCの建設計画 2023年12月に頓挫したのは、東京都渋谷区に社を置く「流山綜合開発K」という企業が、流鉄流山線流山駅の駅前、流山市役所の目の前にある1万2877平方メートルの土地で進めていた、地上4階・地下1階建てで高さ28メートルのDC建設計画だ。流山綜合開発KはこのDC開発のために設立した特定目的会社だ。 開発区域はもともと「飛地山」と呼ばれていた場所で、ある企業の保養所が建てられ、山は樹木に覆われていた。2018年ごろにマン

    データセンター建設が住民の反対で頓挫、大規模化と住宅近接で「迷惑施設」扱い
    daishi_n
    daishi_n 2024/04/05
    データセンターの環境騒音ってどの程度なんだろ。中はやかましいの知ってるけど、外は気にしたことないなあ。冷却水と電気を大量に使うし雇用は建ショボ(建物の大きさのワリに雇用人数がショボい)かと
  • 基幹系への安易なOSS採用は禁物、バージョンアップ多発で運用保守が重荷に

    基幹系システムのような社内システムにおいても、オープンソースソフトウエア(OSS)の利用が当たり前になってきた。クラウドサービスを利用する場合や、開発担当者と運用担当者が連携する開発手法DevOpsを採用する場合など、OSSの利用を避けられない。 多くの企業でOSSの利用が進む中、OSSを採用した当初は想定していなかった誤算に直面するケースが浮上している。商用のソフトウエアに比べてサポート期間が短かったり、サポートが充実していないため脆弱性が見つかっても放置してしまったりといった課題だ。ユーザー企業は安易に導入コストだけを見てOSSを採用するのは禁物だ。その後の長期間の運用・保守も含めた体制の検討が求められる。 「OSSの採用がここ数年で周辺システムから基幹系に広がった。その結果、ユーザー企業からは長期間、同じバージョンのソフトウエアを使いたいという要望が増えている」。OSSのデータベース

    基幹系への安易なOSS採用は禁物、バージョンアップ多発で運用保守が重荷に
    daishi_n
    daishi_n 2024/03/22
    OSSのサポート問題は昔からなんだから、フリーライドできないのは事実だしね。エンタープライズならカネ払ったエディション使おうよ
  • VMwareパートナー企業が困惑、ブロードコムが契約更改を通告

    VMwareブランドの製品を取り扱うリセラーやサービスプロバイダーの間でFUD(不安・疑念・不信)が広がっている。2023年11月に米ヴイエムウェアの買収を完了した米ブロードコムの強引なパートナー契約見直しが発端である。 憤るパートナー企業 総売上高数千億円クラスの国内リセラー兼システムインテグレーターの幹部は説明する。「ヴイエムウェアの製品・ライセンス体系、パートナープログラムなどを大幅に変更する旨の通知がきたものの詳細な情報がない。当社は今後もVMware製品を顧客に提供・サポートできるようにパートナー契約を継続したい。新たな契約条件を提示するよう依頼したがまだ返事はない。パートナー契約を一方的に破棄された状態に近い」。 別のサービスプロバイダーの役員は「ブロードコムのホック・タン社長兼CEO(最高経営責任者)は、ヴイエムウェア買収完了の1週間前に日で開催したVMware Explo

    VMwareパートナー企業が困惑、ブロードコムが契約更改を通告
    daishi_n
    daishi_n 2024/02/14