Windows(32ビット)およびMac OSに対応した日本語入力ソフトウェアで、Web上の大量のデータを有効に利用して豊富な語彙力と高い変換精度を実現するなど、Googleらしい製品となっている。 Google日本語変換の最大の特徴は、Web上の語句から機械的・自動的に生成された辞書で、人手ではカバーできない豊富な語彙力を誇る。実際に、MS IME 2007には最新語辞書11月版で追加された「婚カツ(こんかつ)」「ニコ動(にこどう)」「飛翔体(ひしょうたい)」「花鶏(あとり)」なども問題なく変換できる。 また、既存の技術も活用されている。変換エンジンは、Web上の大量のデータから統計的言語モデルを構築することで高い変換精度を実現しているが、この分析にはGoogleの大規模分散処理システム「MapReduce」を利用。さらに、強力な予測変換は、Google検索のサジェストや「もしかして」で