「トラックドライバーが一般ドライバーに知っておいてほしい“トラックの裏事情”」をテーマに紹介している本シリーズ。 前回は一旦シリーズを離れ、「運送業界のドライバー不足を、外国人労働者では補えない理由」を紹介したが、今回は、長年高い目線から「隣の運転事情」を数多く見てきた元トラックドライバーとして、昨今問題になっている「煽(あお)り運転が起きる原因」を考察してみたい。 昨年6月、神奈川県の高速道路で悪質な煽り運転を受けた末、夫婦と娘2人が死傷した事故。危険運転致死傷などの罪に問われている石橋和歩被告に、間もなく判決が言い渡されるが、元トラックドライバーとして同事故の個人的見解を述べると、一家4人を乗せたワゴン車に対して妨害運転を繰り返したうえ、停車が原則禁止されている高速道路の追い越し車線にクルマを停めさせ、一家を死傷させる結果に追いやった被告の罪は、大変重い。 一口に、追い越し車線にクルマ
![東名あおり運転事故に見る、煽る側と煽られる側の特徴を元トラック運転手が解説。 | ハーバービジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0a095ce158f4530498412bfe270dc2ddf03cecea/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fhbol.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F12%2Ff27235935f7f6145d755a4e645cf9810-e1544565498996.jpg)