一言で言い表すと「無表情」です。定型発達の人たちからは「能面顔」「鉄面皮」「何を考えているか分からない」などと評されます。一人でいる時は無表情でも良いのですが、他人との会話中も無表情では、会話の雰囲気も堅苦しくなります。話している相手に、「怒っている」と誤解されることもあります。 本人は怒っているわけでもないし、話を聞いて心が動いていないわけでもない。心の動きが顔に出ないだけなのに、無意識に相手を不愉快な気持ちにさせているのです。 笑顔の練習をする アスペルガー症候群の方は表情に気を付ける必要があります。本人は、自分が無表情だと気付いていません。定型発達の場合は、話に合わせて自分の気持ちが自然に表情に表れるのだそうです。アスペルガー症候群の場合は、表情が自然には出てきません。ですから、意識して表情を動かすことが必要になります。 本人が気付いていなくても無表情なので、周囲の人達から、「愛想が