ゴールデンルールとは聖書の言葉で、「あなたが人にして欲しいことを人にもしなさい」というかなり普遍的な行動原則だ。ただ相手が発達障害の場合は失敗することが多いので、「発達障害と付き合うときにはゴールデンルールは捨てる」ことが必要だ。 その理由は簡単で、「発達障害のして欲しいことと多数派のして欲しいことはかなり違う」からだ。例えば発達障害は自分にかなり不利なことでも、はっきり言葉で言って欲しいと思うので、多数派にもはっきり言って顰蹙を買う。逆に多数派ははっきり言って欲しくないので発達障害から見ると理解困難となる。 昨日のブログで「少数異民族」という表現を使ったが、実際言語や文化が異なるに匹敵する思考と行動パターンの違いが発達障害と多数派の間にはあるということの理解が一番大事なのだ。 「(多数派は)自分がして欲しいからといって発達障害の相手が喜ぶとは限らない」逆に「発達障害も自分がして欲しいと思
【カサンドラ症候群(カサンドラ愛情剥奪症候群)】をご存知でしょうか? 最近の言葉なので馴染みがないかもしれませんが、パートナーに自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の傾向がある場合に、その特性が原因となってのすれ違いが夫婦間やカップル間に起こり、様々なストレス症状を引き起こしてしまうものを言います。 特にASD男性と定型発達(いわゆるふつう)の女性の場合に多いとされています。性質上、相談しにくいタイプのすれ違いや違和感が多く、自分を自分を責めたり抱え込んでしまう傾向があります。 先日、とある女性から家庭での相談を受けている時、それまでの経緯や心境などから、その方のパートナーの自閉症スペクトラム症(アスペルガー症候群)の可能性を感じ、一冊の本をお贈りしました。
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