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読み物と面接に関するdaisukeeHTNのブックマーク (3)

  • 採用面接をしていて、志望動機に心が震えた時の話

    もうずいぶん以前の話だが、ある会社で新卒学生の採用面接を担当していたことがある。 面接では70~80名の学生とお会いするので、個性的で魅力的な若者に会える事も多く、毎年とても刺激的な仕事だった。 中には特別な才能で日一になった学生や、大学の成績がオール「優」であった学生。逆に、緊張しすぎて最後まで名前も言えなくなってしまった学生もいたことなど、悲喜こもごもの思い出は尽きない。 そんな中で1人、私には忘れられない学生がいる。 人を採用すること、面接をすることの意味を再確認させてくれた、とても貴重な経験をさせてくれた学生さんだ。 面接のことなので詳細はぼかしながら、あるいは必要に応じて事実関係を特定できない内容に置き換えながらお話することを、どうかお許し願いたい。 彼は、性同一性障害(もしくはトランスジェンダー)を明らかにした上で、当社の面接を受けに来てくれた学生さんだった。 具体的なお話を

    採用面接をしていて、志望動機に心が震えた時の話
  • 採用面接で腹が立って「志望動機なんかありません」と答えたときの話。

    もう10年以上も前のことだが、新入社員の採用面接でお会いした、忘れられない一人の女子学生がいる。 彼女はノックもせずいきなり部屋に入ると、何も言わず席に座り、下を向いてそのまま固まってしまった。 最終の役員面接となると、やはり緊張で上手く話せなくなってしまう学生もいるので、その事自体は珍しいことではない。 しかし彼女は余りにも極端だった。 「こんにちは。今日は面接に来てくださってありがとうございます。よろしくお願いします。」 「・・・」 「緊張する必要なんか、全くありません。少しお話をお聞きすることはできそうですか?」 「・・・」 わずかに見える鼻の頭や耳まで真っ赤になってしまっていて、今にも泣き出しそうだ。 顔を上げられず、小さく固まってしまった肩が震えている。 もはや面接どこではない空気感だ。 とはいえ彼女もここまで試験を進み、しかも履歴書からもとても優秀な学生であることは十分わかる。

    採用面接で腹が立って「志望動機なんかありません」と答えたときの話。
    daisukeeHTN
    daisukeeHTN 2020/11/30
    (大和證券)「目標を持って、その実現のために必死に頑張ったことは必ずあなたの財産になります。生き方は一つじゃないと思いますので、今の悔しさや経験を決して無駄にしないで下さい。」
  • ペットボトルを机に置いてください。出来たらあなたは合格です。 - ペットボトルを机に置いてください。出来たらあなたは合格です。(グレブナー基底大好きbot) - カクヨム

    これから最終面接が始まる。 観葉植物が並んでいる小綺麗な廊下で、僕は呼ばれるのをじっと待っていた。膝の上に置く拳に汗がじわじわと滲む。ここまで来るのにどのくらいの手間と時間がかかったことか。 僕はスーツのポケットから小さな鏡を取り出し、ネクタイが曲がっていないか確認する。次にジャケットのボタンを見て、一番下がちゃんと外れていることを確認する。最後にポケットのフタを中へとしっかりしまう。ばっちりだ。 数学科の僕の就活は酷く難航していた。まず、アピールすべきポイントが見つからない。同じ理系でも化学や生物などの実験系の分野は「こういう研究をしました」「新しい事実を発見しました」などの自分の結果がある。しかし、数学科は往々にして研究結果を持たない。厳密には、3、4年大学に通ったくらいでは研究までたどり着けないのだ。 数学科では、ひたすら教科書や論文を読み、先人たちの知恵や知識を頭に蓄える。その作業

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