青空の下、パンツを脱いで仰向けになり、目を閉じ、太陽に向けて……股を開く。SNS上でインフルエンサーたちが「ペリネウム・サニング」と呼び、実践しているのがこの「お股の日光浴」だ。 「ペリネウム」とは、性器と肛門の間の部分を指す。普段、日の光を受けることはほとんどない場所だ。そんなペリネウムに太陽光をあてるため、野外で股をおっ広げる。その姿を写真に撮り、インスタグラムなどのSNSに投稿する奇人が増えている。 仏紙「リベラシオン」は、「メタフィジカル・ミーガン」というアカウントで活動しているアメリカ人インフルエンサー、ミーガン・ウィットソンをこのブームの先導者として紹介している。 「自然回帰主義の実践者」で、「(当然)ヨガ中毒」のウィットソンは、これまでも「人間の体は贈り物だ」という信念のもと、虹色のフィルターを多用して頻繁に自身の裸の写真を投稿してきた。 そして、2019年10月、彼女は「お