この夏、資金難を理由に1億円を目標にクラウドファンディングを実施した国立科学博物館。最終的に約5万6000人から9億円を超える資金が集まり、大きな話題となった。 クラファンの活況は、多くの「個人の科博ファン」を可視化したと言える。一方で、この取り組みの中では、数百万円から1000万円という高額の「法人寄付」をした企業がある。 「科博が潰れそうだというニュースを見て、調べてみたら法人枠(での寄付)があったんです。社内の10人くらいのマネジメントチームのメンバーにSlackで『どう思う?』と聞いてみたら、みんな『いいね』と。そのまま法人枠で1000万円と300万円の2枠分、寄付しました」 こう語るのは、Developers IOやZennといったエンジニア向けのプラットフォームの運営で知られるIT企業、クラスメソッドの創業者兼代表の横田聡さんだ。クラスメソッドは、科博のクラファンが始まった当日
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