リモートワークが普及しているものの、鉄道利用者で依然として最大のボリュームを占めているのが、定期券(定期乗車券)の利用者です。かつて通勤・通学の主流は回数券でしたが、どういった経緯で定期券に置き換わっていったのでしょうか。 鉄道旅客で最大ボリュームを占める定期利用者 コロナ禍が鉄道に及ぼした影響のひとつが、リモートワークやフレックスなど自由度の高い働き方の普及による通勤客の減少です。国土交通省が毎年行っている混雑率調査によれば、2019年と比較して2022年の利用者は多くの路線で3割前後減少しており、車内混雑はかなり緩和されています。 これまで通勤者は、会社から支給される「通勤定期乗車券」を利用するのが当然でした。最も割引率が高いJRの6か月定期だと、月12日利用すれば元が取れます。毎日利用する前提なら非常にお得です。 拡大画像 駅に設置されている自動改札機(画像:写真AC)。 しかし月1
![JRの定期券、安すぎ? 割引率を改められないワケ 130年間いつだって“国策” | 乗りものニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cb2e51b29a2a560dcd0b780aa168442f988f833d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcontents.trafficnews.jp%2Ficatch%2F000%2F035%2F025%2Flarge_240300_teiki_01.jpg)