タカラコスモスは日本の競走馬、障害飛越および馬場馬術の競技馬である。学生馬術競技会において「女王」と呼ばれる活躍を見せたが、失明により馬術競技馬として活躍する道を失う。青森県立三本木農業高等学校馬術部に引きとられ、同部関係者との触れ合いがテレビや映画などで取り上げられた。 もともとは競走馬で、美浦の坂本栄三郎厩舎に所属していた。1986年に中央競馬にデビューしたが17戦(うち障害レース2戦)して1勝もできなかった。 1988年に日本中央競馬会宇都宮育成場を経て[要出典]、乗馬として日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)馬術部に引き取られる[1]と馬術競技馬として資質が開花し、1989年から1993年にかけて5年連続で全日本学生馬術大会に出場し、1990年には優勝するという成績を残した[2]。日本獣医畜産大学馬術部元監督の山内英樹によると、タカラコスモスには「自分が一番」という気位の