印刷 関連トピックスイラン北朝鮮金正日 米国務省は6日、ウェブサイト上に「バーチャル駐テヘラン大使館」を開いた。国交のないイランでの窓口とする。米国は核開発疑惑をめぐって対立するイランへの圧力を強めているが、「大使館」を通じ、民主化を求める市民を支援する姿勢を示す。 クリントン米国務長官はサイトのビデオメッセージで「これは我々が相互に意思疎通するための土台だ」とし、サイトを通じて米国の外交や文化、国民性などを理解するようイランの人々に呼びかけた。サイトは英語とペルシャ語の双方で運用され、米国への留学希望者がビザ申請手続きができる「領事部」もある。 米政府の担当者は、サイバー攻撃を受けた場合などの対策も講じたと説明。北朝鮮など米国と外交関係のないほかの国での「大使館」開設について、「多くの関係者が関心を寄せている」とだけ述べた。(ワシントン=望月洋嗣) 朝日新聞デジタルでは、以下のよう