国内最大の公募美術展「日展」の審査を巡る不正を調べていた委員会は、出展者らが所属する各会派ごとに入選作品数を調整していたという調査結果をまとめました。 日展を巡っては、「書」の部門で、入選する作品の数を過去の実績などをもとに、出展者らが所属する会派ごとに割り振っていた疑いが持たれています。このため、日展の依頼を受けた弁護士などで構成される第三者委員会が調査を進めてきました。この結果、2009年の書の一部門の「篆刻(てんこく)」で、審査員が各会派ごとの入選者の数を前の年と同数にそろえるという指示を受けて審査を行っていたことを確認しました。指示は、当時の審査主任から受けていたとみられるとしています。さらに、書の部門では、下見と称して審査員が事前に出品作品を見ることが慣例となっていて、その際、出展者側から、指導料を受け取っていたと考えられるとしています。第三者委員会では、今後、事前指導を禁止する
米航空宇宙局(NASA)が公開した、重力の影響で絡まりあう2つのブラックホールの様子を描いた想像図(2013年12月4日提供)。(c)AFP/NASA 【12月5日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は4日、2つのブラックホールが重力の影響で絡まりあう様子を描いた想像図を公開した。 NASAの広域赤外線探査衛星「WISE(Wide-field Infrared Survey Explorer)」による観測で、天文学者たちは新たに、2つのブラックホールが絡まり合い、連星を形成していると思われる天体を発見した。「WISE J233237.05-505643.5」と名付けられたこの天体は地球から38億光年離れており、同様の現象が起きていると考えられるブラックホール連星の中では最も遠い場所に位置している。 銀河の中心にある超大質量ブラックホールは、この絵で描かれているような、より小さいとはいえ巨大な
メキシコで、人体に危険を及ぼす放射性物質を積んだトラックが車ごと盗まれる事件があり、4日、放射性物質は放置された状態で見つかった。当局は現場を封鎖して調査している。 メキシコの当局によると、北部・ティファナの病院から放射線治療に使う放射性物質「コバルト60」を運んでいたトラックが2日、首都・メキシコシティー近くで2人組の男に奪われた。「コバルト60」は人が触れると数分で死亡する恐れがあり、当局が周辺住民に注意を呼びかけていた。 こうした中、4日、盗難現場から約30キロの場所で、「コバルト60」が容器から出された状態で放置されているのが見つかったという。付近では放射線が検知され、当局は周囲500メートルを立ち入り禁止にして調べているが、市街地から遠く、環境に影響はないとしている。 犯人は逃走中だが、車両の盗難が目的とみられ、積み荷については知らなかった可能性が高く、被ばくしたとみられている。
福島を視察していたIAEA=国際原子力機関の調査団長が会見を行い、福島県近海の海産物について、市場に流通しているものは「安全性が保障されている」と強調しました。 IAEAは10日間にわたって福島第一原発と周辺区域で調査を行い、4日、茂木経産大臣に報告書を提出しました。その後、行われた会見で調査団長は、現在、韓国や中国などいくつかの国や地域が福島県近海の海産物の輸入を禁止にしていることについて、日本政府の食品管理基準は国際的にも厳しく、安全性は保障されているという考えを示しました。 IAEA調査団・レンティッホ団長:「福島と周辺地域のすべての海産物の安全は保障されています」 また、廃炉に向けた作業について調査団は、進展がみられる一方で、課題も多く残されていると指摘しています。 撮影:原子力規制委員会、東京電力
「寝ている間に勝手にダイエット!?」などとうたった広告に合理的な根拠はないとして、消費者庁が表現を改めるよう命じた。 景品表示法に基づく措置命令を受けたのは、ダイエット効果をうたったサプリメント「夜スリムトマ美ちゃん パワーアップ版」を販売するコマースゲート。消費者庁によると、コマースゲートは2011年から今年4月までの間、折り込み広告などで「寝ている間に勝手にダイエット!?」「寝る前に飲むだけで努力なし!?」などと表示していたが、これらに合理的な根拠は認められなかったという。消費者庁は、こうした表現が「飲むだけでやせる」との誤解を与えた可能性があるとして、表現を改めるよう命じた。 コマースゲートは「大変申し訳なく思う。再発防止に全力で努めていく」とコメントしている。
世界中の携帯位置情報収集=NSA、毎日50億件−米紙 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は4日、米国家安全保障局(NSA)が世界中の携帯電話の位置情報を日々収集していると報じた。1日50億件近くに上り、個人の移動も追跡できるという。中央情報局(CIA)元職員スノーデン容疑者から得た文書と当局者の話として伝えた。(2013/12/05-08:40)
ニューヨーク(CNNMoney) フェイスブックやグーグルなどインターネットサービス大手の200万件のアカウントのユーザー名やパスワードがハッカー集団に盗まれていたことが5日までに分かった。米セキュリティー企業トラストウエーブが発表したリポートで明らかになった。 トラストウエーブの調査員らによると、この大規模なデータ流出は、世界中の無数のコンピューターに悪意を持ってインストールされたキーロギングソフトが原因だという。 このウイルスは過去1カ月間に大手サイトへのログインに必要なユーザー名やパスワードなどの認証情報を盗み、それらをハッカーらが管理するサーバーに送信していた。 トラストウエーブの調査員らは11月24日にオランダにあるそのサーバーを突き止め、そのサーバーから9万3000以上のウェブサイトの認証情報を発見した。
横浜市役所の派遣職員の男性が、住基ネットにアクセスし、不正に閲覧していたことが分かりました。知人女性の個人情報などを調べていたということです。 住基ネットを不正に閲覧していたのは、横浜市役所に勤務する39歳の男性派遣職員で、業務とは関係のない知人女性など96人分の個人情報を見ていました。男性は個人情報を入力する仕事をしていたため、端末が住基ネットと接続されていて、市民の個人情報を自由に閲覧できる状態でした。男性は、「通っている温浴施設の女性店員の生年月日を知っていたので、検索結果に出るか確認したかった。好奇心でやった」と話しています。横浜市は男性が閲覧した際にメモなどを取っておらず、情報漏洩(ろうえい)には当たらないとしています。
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