各月ごとにテーマを設け、「デザイン」という視点で本を紹介していきます。 今回はデザインが秘めている「仕事の哲学」を読み解いていく5冊です。 デザイナーの仕事術の本が注目されて久しいですが、グラフィックやウェブなどの平面媒体から、工業やファッションなどのモノのデザインなど、その仕事の領域は多岐にわたり、それぞれ独自のアプローチが存在していて興味深い哲学が秘められています。 今回はデザインに秘められた仕事の哲学を読み解く事で、これからの仕事の考え方が変わるかもしれない、そんな本を紹介します。 仕事に込められた「オリジナル」デザインに限らず、仕事は効率が良いに越したことはありません。摩擦もない方が楽ですし、妥協することは一つの処世術とも言えます。 それらを上手くまとめるとかなり仕事が「出来る」人になれるように聞こえますが、それで捗る仕事の方法に価値は生まれるのでしょうか。価値が生まれる仕事の仕方