積み立て投資のいいところは、「手間がかからない」ところです。 別名「ほったらかし投資」とも呼ばれるように、チャートや決算書をチェックしたり、売買のタイミングを考えたり、トレンドの流れを読んだりする必要はありません。 いったん「オルカンを毎月3万円買う」と設定したら、証券会社が口座から自動的に引き落としてくれます。オルカンを買うか、S&P500を買うかで、最初に少し悩むくらいで、あとは半永久的に「ほったらかし」でいいのです。 仕事や育児などに追われていて、投資に時間を割くことができない、投資の勉強をする余裕なんてないという人には、ありがたいしくみでしょう。 しかし、メリットの裏には、必ずデメリットがあります。「手間がかからない」というメリットの裏には、「投資のスキルが身につかない」というデメリットがあるのです。 投資家には、さまざまな種類のスキルが必要です。 ・資金管理 ・未来予測 ・決断力