福島第一原発事故の一連の対応の責任を問われるかたちで更迭された松永経済産業事務次官や寺坂原子力安全・保安院長ら幹部3人の退職金が、早期退職扱いで通常より1000万円以上上乗せされることがわかりました。 Q.1000万円も多い退職金ですが・・・ 「人事上のことなのでコメントできません」(経済産業省 松永和夫事務次官) 松永経済産業事務次官と寺坂原子力安全・保安院長、それに細野エネルギー庁長官は今月5日、いわゆる「やらせメール」など福島第一原発事故の一連の対応の責任をとるかたちで退任することが閣議で決まり、事実上、更迭されています。 今回の退職にあたって、3人は国家公務員の早期退職制度にあたる「勧奨退職」であることがJNNの取材でわかっていますが、この際、通常よりも1000万円以上、退職金が上乗せされることがわかりました。 松永次官は11日付けで退職します。(11日17:47)