40年ぶりに輸出を解禁したアメリカからの原油が10日、タンカーで三重県四日市市に到着しました。石油元売り各社はアメリカからの原油の輸入を検討しており、日本にとってエネルギーの安定調達につながることが期待されています。 アメリカ南部のテキサス州ヒューストンからおよそ50日かけて30万バレルの原油を運んできたタンカーは、10日午前11時ごろ、この会社の三重県四日市市の製油所の沖にある受け入れ施設に到着しました。そしてガソリンなどに精製され国内で販売されることになっています。 コスモ石油の加藤寛彦常務取締役は「その時々で、アメリカや中東などの原油価格は変化しており、そこをうまく狙って安く調達できるようになる。安定してより安い石油製品を国内に届けたい」と話していました。 ほかの石油元売り各社もアメリカからの原油の輸入を検討しているということで、原油の輸入の8割を中東に依存している日本にとって、政治
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