【マルセイユ(フランス南部)八田浩輔】「欧州議会はばかげている。非常にばかげている」--。欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は4日にフランス・ストラスブールで開かれた欧州議会で、空席だらけの議場に怒りをあらわにした。 この日の本会議では、6月まで持ち回りのEU議長国を務めたマルタのムスカット首相が難民問題への対応などを演説。しかし定数751人のうち出席した議員はわずか30人程度にとどまった。 その後の演説でユンケル氏は欠席の多さについて「議会が真剣でない表れだ」「これがメルケル独首相、マクロン仏大統領なら満員だ」などと苦言を呈し、加盟国の中でも国土・人口共に最小のマルタへの敬意が足りないと指摘。怒りはおさまらず、言葉を慎むよういさめたタヤーニ議長に対しても「このような会議にはもう出席しない」とかみついた。 欧州議会の広報官は、ユンケル氏が議会終了後にタヤーニ氏に「後悔」の念を伝え「
中国が先週、最新鋭の巡航ミサイル駆逐艦を完成させた。正式な型式名や就役時期は明らかにされていないが、中国メディアは「055型」と呼んでいる。全ての製造工程を中国国内で行った純国産で、排水量は1万トン。海上自衛隊のあたご型(排水量1万トン)、米海軍のアーレイ・バーク級(排水量9,200トン)に匹敵するか、やや上回るサイズだ。米フォーブス誌は、「中国の新鋭駆逐艦は日本とインドを上回り、アメリカをも凌ぐかもしれない」と報じている。 ◆アメリカとのジェネレーションギャップが埋まった 上海で6月28日に行われた進水式の様子を中国英字紙『チャイナ・デイリー』が伝えると、主要海外メディアも追随した。中国政府のウェブサイトは、「新型の防空・対ミサイル・対艦・対潜水艦兵器が装備されている」とし、「軍の近代化の大きな一歩」とアナウンスした(CNN)。 人民解放軍のレポートによれば、055型はミサイル発射機を1
自民党衆議院議員の金子恵美総務大臣政務官が、議員会館内の保育所に通う子供の送迎に公用車を使っていたことが「公私混同」と、6月29日発売の週刊新潮7月6日号で批判されていた問題。SNS(交流サイト)上で賛否両論分かれる激論が繰り広げられている。 週刊新潮によれば、金子氏は国会閉会翌日の6月19日、公用車で霞が関へと向かう途中で衆議院第二議員会館地下にある認証保育所に子供を預けた。公用車を使った送迎が常態化していることが記事では明らかにされている。時には、育児の手伝いのため、金子氏の地元の新潟県から来ていた母親を東京駅に送った後、総務省に戻ったこともあった。 金子氏は自らのブログで記事の内容に関し釈明している。公用車の使用については常に総務省の運用ルールを順守していたこと。「公務を行う場所と保育園は同じ」「総務省への経路上で家族を乗せている」ため、ルール上は問題なかったとしている。総務省側も、
鹿児島県が4日、鹿児島空港(霧島市)の愛称について「鹿児島西郷(せご)どん空港」とすることを官民の会議に提案したところ、賛否が分かれ結論を持ち越した。来年の明治維新150年に向けて検討した名前だが「地元の自己満足にすぎない」と異論が出た。 ⇒【画像】1・8メートル!シラスで作った西郷隆盛の像 会議には県内の観光や運輸団体のトップらが出席。県の提案に鹿児島空港ビルディングの渡辺勝三社長は「国内で鹿児島空港は十分認識されている。愛称は海外に通用するようにすべきだ」と指摘した。 県商工会議所連合会の岩崎芳太郎会長は「外国人にも西郷隆盛が生まれた地をアピールする意味がある」と理解を示したが、他の出席者から「鹿児島桜島空港か、桜島西郷どん空港にすべきでは」と対案も出た。 空港の愛称は「阿蘇くまもと空港」や「高知龍馬空港」など全国に30以上ある。地元経済界の要望が尊重されることが多いという。
駐韓日本大使と釜山総領事の“一時帰国”にまで日本政府を怒らせた「釜山総領事館前慰安婦像」騒動は、不法設置から半年経った。大使も総領事も現地復帰したが、韓国側では新政権発足という過渡期的状況下で動きはない。 6月下旬、久しぶりに釜山を訪れたが、釜山・慰安婦像のたたずまいは、先輩格のソウル日本大使館前の慰安婦像に比べると意外に静かだった。ソウルでは反日学生たちが像のそばに不法ビニールテントを張り、寝泊まりして像を“死守”。周辺には横断幕やら張り紙やら無秩序に掲げられ、像には帽子をかぶせたり服を着せたり“擬人化”が盛んだが、釜山ではそんな雰囲気はまったくない。 ソウルでは最強反日団体の「挺対協(挺身隊問題対策協議会)」のデモと集会が毎週、慰安婦像前で行われ、マスコミを賑わせているが、釜山ではそんな定例イベントもない。釜山では一時、慰安婦像に反対する市民が像の横にゴミをもってきて「一緒に捨てろ!」
東京の羽田空港のゴミ箱の中から大量の実弾が見つかり、アメリカ人の女が銃刀法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。警視庁によりますと、女は「実弾はアメリカの自宅で保管していたもので、誤って持ち込んだ」などと供述しているということです。 警視庁が防犯カメラの映像を解析するなどして調べを進めたところ、アメリカ人の60代の女が所持していたものだったとして、銃刀法違反の疑いで逮捕しました。 警視庁によりますと、4日、アメリカから夫と一緒に来日し、いったん入国しましたが、東南アジアの国に向かうため、空港内にとどまっていたということです。 調べに対し容疑を認め、「実弾はアメリカの自宅で保管していたもので、日本に入国したあと、カバンの中に入っているのに気付き、いけないと思ってゴミ箱に捨てた」などと供述しているということです。 また、入国の際、税関の検査を受けていて、警視庁が詳しい経緯を調べています。
IHIは防衛装備庁が開発している将来の戦闘機用ジェットエンジンについて、主要部分である「コアエンジン=写真」の試作を完成し、納入した。コアエンジンは圧縮機や燃焼器、高圧タービンで構成。自立運転が可能なユニットで、ジェットエンジンの性能を左右する重要な部位となる。装備庁は7月から同庁札幌試験場で、性能確認に向けた所内試験を行う。 IHIは2010年度からコアエンジンの開発を始めた。世界最先端の流体コンピューターシミュレーション技術のほか、ニッケル超合金やセラミック基複合材(CMC)など、日本独自開発の金属材料を取り入れた。15年度からは川崎重工業や三菱重工航空エンジンなどの協力を得ながら、推力15トン級ジェットエンジン「XF9―1」の開発を開始。18年6月までに試作品を納入する計画だ。 防衛装備庁はパリ航空ショーに哨戒機「P1」を初出展、将来の輸出への布石だ。また「P1」用エンジン「F7」の
スマートフォンアプリに手持ちの品を入力するだけで、その品の査定を受けられ、査定額相当の現金をすぐに受け取れるiOSアプリ「CASH」(キャッシュ)が話題だ。サービス開始初日の6月28日だけで3億6000万円分以上の利用があり、現在はサービスを一時停止している。 このアプリは、「物と現金との取引」という観点から“質屋アプリ”とも呼ばれているが、そういえば、うちのパパは質屋だ。「CASHってアプリどう思う?」――質屋のパパに聞いてみた。 智美 ねぇパパ、最近「CASH」ってアプリが流行ってるんだけど、どう思う? パパ うん、そうだねぇ。CASHが話題になってから、スマートフォンで写真を撮って、質屋に「お金を貸してください」と来る人が出てくるようになったんだよ。でも、質屋では写真でお金を貸すことはできない。質屋みたいな古い業界にITが入ってくることはいいことだと思うけど、CASHは質屋とはだいぶ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く