新型コロナウイルスに対応する医療従事者に感謝と敬意を表し、東京都内上空を飛行する空自のブルーインパルス。右下は東京スカイツリー=東京都中央区で2020年5月29日午後0時47分、吉田航太撮影 新型コロナウイルス感染症対策に従事する医療事業者への感謝と敬意を示そうと、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が5月29日、都心上空を飛行した。多くの医療従事者や市民らが建物の屋上や公園、広場など思い思いの場所から見守ったが、実施の経緯については「プロセスはどうでもいい」(河野太郎防衛相)と、明かされないままだ。 「3密」(密閉、密集、密接)を避けるためとして、飛行の実施は前日、コースについては当日の3時間前に発表するなど準備は厳戒態勢で進められた。6機が約20分間にわたり、白いスモークでラインを描きながら編隊飛行を披露した。安倍晋三首相もツイッターに、官邸の屋上からブルーインパルス