えひめ丸事故から20年を迎えるのを前に、9人の犠牲者、遺族、宇和島水産高の生徒・教員ら宛ての書簡を愛媛新聞社に寄せたスコット・ワドル氏(ワドル氏提供) 米ハワイ沖で宇和島水産高の実習船えひめ丸に米原潜が衝突し、生徒ら9人が死亡した事故は10日で発生から20年となる。当時の米原潜艦長スコット・ワドル氏(61)が愛媛新聞の取材に応じ、犠牲者、遺族、被害者への公開書簡を寄せた。「事故の全責任は私にある」と明言し「最愛の家族を失ったご遺族、同級生を失った生徒、船長、乗組員におわびする」と綴った。米海軍に遮られ、遺族らへの直接謝罪が遅れたことを「もっと早く会えるよう努めるべきだった。申し訳ない」と謝罪。この20年、事故と自身の過ちを世界中の人々の前で話し、共有してきたと振り返った。 書簡はメールで送られ8枚にわたった。遺族、被害者の間では「広大な海で、なぜあのような事故が」という悔しさ、疑念が消えな
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