東京都は、まん延防止等重点措置の期限となる5月11日までに、対象地域の飲食店およそ10万8,000件の点検を行う方針を明らかにした。 東京都の小池知事は19日、飲食店の“見回り隊”に同行して、東京・新宿区内の居酒屋を訪問し、感染対策の点検を行った。 都は5月11日までに、まん延防止等重点措置が出されている23区と6つの市の、およそ10万8,000店を対象に、職員と委託業者あわせて最大700人で点検を行う方針で、16日までに2,400店を訪問し、このうち、不在や拒否などで点検できなかった店舗を除く1,600店を点検したという。 見回った担当者は、「アクリル板の設置や、座席間の距離の確保が不十分なところが多い」と述べている。