(CNN) デンマークのマルグレーテ女王(82)は、8人の孫のうち4人から王子や王女の称号を剥奪(はくだつ)する措置について謝罪した。それでも女王の決意は変わっていない。 マルグレーテ女王は9月29日、次男のヨアキム王子の子ども4人について、来年から王子や王女ではなくなると発表していた。 4人が今後使用できるのはモンペザ伯爵・伯爵夫人の称号のみ。呼びかけには「閣下」が使われ、「殿下」「妃殿下」は非継続となる。 ヨアキム王子の前妻、アレクサンドラ伯爵夫人の広報はこの決定について、ヨアキム王子と子どもたちは悲しみ、ショックを受けていると述べていた。 マルグレーテ女王は王室が今月3日に発表した声明の中で、「ヨアキム王子の4人の子どもの今後の称号使用に関する私の決定に対し、強い反応があった。当然ながら、それは私に影響を及ぼしている」と述べた。