日本サッカー協会が欧州にも日本代表の拠点の建設を計画していることが7日、分かった。ドイツに巨額を投じ、天然芝1面とクラブハウスを設置するプラン。常設施設で、欧州でプレーする日本代表選手が利用し、日本代表の欧州遠征時にも練習会場として利用が可能となる。当初、2020年開設に向け水面下で計画を練っていたが、新型コロナウイルスの影響などで延期となっていた。新型コロナ収束、財政面の回復などクリアすべき条件はあるが、再び夢実現へと歩み出す。 ◇ ◇ ◇ 欧州にも、日本サッカーの“虎の穴”ができる日がやってくる。日本協会がドイツ連盟の協力も得て天然芝のピッチ1面と、シャワーやロッカー室、治療室を完備したクラブハウス付きの日本代表の前線基地を計画している。千葉・幕張に悲願だった、日本代表の拠点「JFA夢フィールド」を20年にオープンさせたが、これに続く、拠点の計画案だ。欧州クラブでプレー