C#の弱点といえば C#にはけっこう弱点がある。まじめにそこを突いていけば、C#のイメージを貶(おとし)めることもできると思うが、意外とそういう話をしている例に出会わない。 より正確にいうと、C#の弱点に言及している人は、実は“アンチC#派”ではないケースが多いように感じられる。つまり、前向きに「改善に期待する」という態度になってしまい、C#のイメージを落とす方向には進みそうもない。ではアンチC#派は何を批判しているのかといえば、ほとんどがC#プログラマーからすれば弱点でも何でもない「流儀の違い」や「単なる誤認」でしかない要素を攻撃してくるが、そこは攻撃されても痛くもかゆくもない。 結局、そのような弱点は多いものの、それが致命的な問題に直結していないのは、それが回避可能なささいな問題にすぎないことが多いためだろう。 しかし、コードを書いている側から見れば、ささいな問題でも改善されれば大助か