第4次安倍改造内閣が2日、皇居での認証式を経て発足した。安倍首相は記者会見で、社会保障制度改革を「安倍内閣の今後の最大のチャレンジ」と位置付け、第1弾となる雇用制度改革の検討に着手する考えを表明した。憲法改正については、秋の臨時国会への自民党改憲案の提出に改めて意欲を示した。 首相は、今回の改造で「全世代型社会保障改革担当」を新設し、茂木経済再生相に兼務させた。記者会見では「国難と呼ぶべき少子高齢化に立ち向かい、全ての世代が安心できる社会保障へ3年かけて改革を行っていく」と強調した。週内にも政府の未来投資会議で、雇用制度改革の具体策の検討を始める。 憲法改正については、臨時国会への自民党案提出を掲げて総裁選に勝利したとして、「結果が出た以上は、党でさらに議論を深めて作業を加速させてほしい」と述べた。
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