『女子の働き方』(永田潤子/文響社) 「上司と合わず、会社に行くのが辛い」 「仕事をしていても楽しくないし、やる気が出ない。自分にはこの仕事は向いていない気がする」 女子には、仕事以上に大切なものがたくさんある。だから働いていれば、そんな思いが頭をよぎることはしょっちゅうだ。もちろん、本当に嫌なら投げ出すのも選択の一つ。でも、もし今の仕事をラクに楽しむ方法があったら、どうだろうか。 そんな方法あるはずがない、と思った人に読んでほしいのが、『女子の働き方』(永田潤子/文響社)だ。著者の永田潤子さんは、なんと元海上保安官。さらに26歳の時には最年少で船長を務めるなど、男社会の中でパイオニアとしての役割を果たしてきた。 自身の経験を踏まえ、「がんばっている女性の力になりたい」と書かれた本書は、Q&A方式で進んでいく。どれも日々の仕事で浮かぶ等身大の疑問ばかりで、今まさに働き方に悩んでいる女子は背