『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』(西山耕一郎/飛鳥新社) 日本人の死亡原因の第1位は、「ガン」。2位が「心臓疾患」、そして、近年は「肺炎」が脳卒中を抑えて3位に躍り出た。特に高齢者では、その肺炎の70%以上に、「誤嚥(ごえん)」が関係している。つまり、誤って食べ物が気管に入ってしまうことで起こる「誤嚥性肺炎」で亡くなる高齢者の増加が、社会問題化しつつあるのだ。 いや、高齢者だけではない。「よくムセル」「薬が飲みにくい」「声がかすれる」などの自覚は、30代、40代の人にもあるはずだ。すでにのどの衰え、すなわち老化が始まっているからだ。 健康長寿を望むなら、食べ物を飲み込む力、「嚥下(えんげ)機能」を衰えさせてはいけないと訴える気管食道の専門医・西山耕一郎氏の著書、『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』は、発売わずか2週間で重版4刷! 異例のスピードで12万部を突破している!! 誤嚥を防ぐ「