『酵素で腸が若くなる』(鶴見隆史/青春出版社) 体や健康によいとされるモノはさまざまありますが、昨今、ドリンクやサプリでよく目にする「酵素」もその一つです。人間の体内では、何かの飲み物や食べ物を口にした場合に、その消化や吸収のために働くという重要な役割を担っています。 そして、日々の生活で「酵素が多い食材を毎日取り入れ、さらに酵素をムダづかいしないライフスタイル」こそ現代人にとって必要だと提案する本が『酵素で腸が若くなる』(鶴見隆史/青春出版社)です。栄養の消化や吸収を担う器官である腸と酵素の関係を中心に、どのような食生活を送るべきかを分かりやすく伝えてくれます。 ■免疫を司る“腸”の働きを支えるのが酵素の役割 酵素はそもそも人間の体内で無数に存在しているもので、年齢を重ねるにつれて徐々に減少していきます。消化や代謝を助ける触媒として機能するものであり、それ自体が変化するわけではありません