『人見知りだった千秋が付き合い上手になった魔法の法則16』(千秋/中央公論新社) 『人見知りだった千秋が付き合い上手になった魔法の法則16』(千秋/中央公論新社)は、人付き合いで生じる身近なあれこれの、きめ細な参考書だ。 子どもの頃からずっと人見知りだったという千秋。だからこそ「様々な戦略を練り、自分なりの人付き合いのコツを身につけてきた。そのおかげで、自分にとって心地よい人間関係を築けるようになってきた」という。 ■戦略は、小学生の頃からの「ポジション取り」 「背が低く体が小さく運動神経ゼロの自分が、クラスの中で何も考えず無防備に過ごしていたら、絶対いじめの対象になっちゃう」「自分の身を守るためには、どんなグループに入って、どんな人間関係を作っておけば安全かと考えるのは、必要なことだった」という。 長く芸能界にいられるのは、たとえばバラエティなら、ゲストの顔ぶれを見て、自分のポジションを