『20代で身につけるべき「本当の教養」を教えよう』(学研プラス) 本気で踏み出した歩数の数だけ人は大人になれるのだろう。なんとなく日々を過ごして社会に出てみてはじめて気づくのは、自分がいかに大人として薄っぺらであるかということだ。もう少し教養がほしい。できるならば、20代のうちには、しっかりとしていたい…。そんな人に文筆家・千田琢哉氏の『20代で身につけるべき「本当の教養」を教えよう』(学研プラス)は、強い武器になりそうだ。 本書には、千田氏がのべ3300人のエグゼクティブ、そして1万人を超えるビジネスパーソンとの対話から得た「誰も言わない教養の100の真実」が掲載されている。読めば読むほど、耳が痛い言葉の連続だが…本書のなかからいくつか教養を身につけるためのポイントを紹介してみるとしよう。 ■「知りません。教えてください」のあとが、勝負 知らないことを「知りません」と言うのは、正しいこと