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思春期に関するdavincinewsのブックマーク (3)

  • 最果タヒ、最新作で17歳の少女の半径3メートルの等身大の世界を描く!『十代に共感する奴はみんな嘘つき』 | ダ・ヴィンチWeb

    さいはて・たひ●1986年生まれ。2008年『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。15年『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞を受賞。詩集として『空が分裂する』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』、小説として『星か獣になる季節』『渦森今日子は宇宙に期待しない。』『少女ABCDEFGHIJKLMN』など。 爆裂する少女のナラティヴ 「このタイトルのエッセイを書いたことを長らく忘れていたのですが、小説を書いていくうちに、このタイトルしかありえないと思い、使うことにしました。エッセイと小説の中身はまったく異なりますが、芯の部分は通じあっています。 十代の少女を多く描く理由は、いちばん詩に近い存在だと思うからです。少女というのは、子供ほど無自覚ではないけれど、大人ほどには整理ができていない年代ではないでしょうか。パンで言うと、まだ焼いていないこね終りぐらいの、このパンはおいしいよとは言えない状

    最果タヒ、最新作で17歳の少女の半径3メートルの等身大の世界を描く!『十代に共感する奴はみんな嘘つき』 | ダ・ヴィンチWeb
  • スクールカーストを巡るちょっぴり切ない学園ミステリー『石黒くんに春は来ない』 | ダ・ヴィンチWeb

    『石黒くんに春は来ない』(武田綾乃/イースト・プレス) 心から「学校生活は楽しかった」と言っている大人を見ていると、憧れとも嫉妬ともつかない気持ちになることはないだろうか。俗にいう「スクールカースト」上位の美男美女や運動部のレギュラーならともかく、カースト中位以下の学生たちにとって、学校生活は捕される小動物のような居心地の悪さを覚える時代だったともいえるのだ。 アニメ化された『響け!ユーフォニアム』(宝島社)のヒットによって、青春小説の新たな旗手として注目されるようになった武田綾乃。彼女の最新単行が『石黒くんに春は来ない』(イースト・プレス)である。『ユーフォニアム』シリーズとは一味違ってほろ苦く描かれる学園ミステリーは、学校生活を「いい思い出」で片付けられない読者たち、そして現在も教室で背中を丸めている少年少女たちの心に突き刺さるだろう。 事件の始まりは高校の修学旅行だった。地味で読

    スクールカーストを巡るちょっぴり切ない学園ミステリー『石黒くんに春は来ない』 | ダ・ヴィンチWeb
  • 「性」に悩んだあの頃…。男女両方の視点から妄想と憧れの日々を描いた『せいのめざめ』 | ダ・ヴィンチWeb

    『せいのめざめ』(河出書房新社) 思春期、異性や体の変化を意識し始める一方で、そんなモヤモヤにどう向き合っていいのか分からなかった頃。誰もが勝手な性の妄想で頭がいっぱいになったり、大人からすれば些細なことで思い悩んだりした経験があるだろう。そして、成長してみると、不思議なことに当時の自分たちがとても愛しく思えてくるものだ。 『せいのめざめ』(河出書房新社)は、そんな思春期の心境について綴られたコミック&エッセイである。イラストレーターの益田ミリとライターの武田砂鉄が、それぞれ女子と男子の「性の目覚め」をテーマに、中高生の頃の淡い思い出を振り返っていく。あるときは微笑ましく、あるときは切なく、大人になってしまった読者のノスタルジーを揺さぶることだろう。 書では同一のモチーフについて、益田の愛らしいコミックと武田のエッセイが交互に掲載されていく。たとえば男子の「いちもつ」に関しては、益田が学

    「性」に悩んだあの頃…。男女両方の視点から妄想と憧れの日々を描いた『せいのめざめ』 | ダ・ヴィンチWeb
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