本を読む時間がない日々忙しい人のために、ロングセラー、ベストセラー、話題の本etc…ダ・ヴィンチニュース独自の視点で選書した名著を紹介! 第5回は、出版から30年以上経った今なお読み続けられているロングセラー『思考の整理学』です! 1983年に刊行された『思考の整理学』。2000年代に入ってから「もっと若い時に読んでいれば……」という書店員の手書きPOPで話題となって、東大や京大の生協でベストセラーになるなど若い世代にも読まれ、2016年に発行部数200万部を突破したロングセラーだ。英文学者である外山滋比古氏の独自の思考法をまとめた本書は6部構成で、今では当たり前の「コンピューター」に対して30年以上も前(1983年はアップルから「Lisa」が発表され、マイクロソフトのOS「Winodows 1.0」の発売は1985年)に警鐘を鳴らすなど、その内容はまったく古びていないどころか、大量の情報