トップ特集特集「文庫BAR」名物書店員たちによる「帯トーーク!」 砂田麻美書き下ろし小説『一瞬の雲の切れ間に』ラストに一同、驚愕! 加害者、被害者、傍観者……ある交通事故がきっかけで、少しずつ日常がゆがんでいく人々を描いた小説『一瞬の雲の切れ間に』(ポプラ社)。映画『エンディングノート』の砂田麻美監督が書き下ろし、その静謐で細部までリアリティに富んだ筆致と巧みな構成で、「本の雑誌」2016上半期ベスト1に輝くなど話題を呼んだ同作。文庫化にあたり、6人の名物書店員が推薦帯を書くという企画を実施。これを記念し、そのうち3人を招いて「帯トーーク!」を開催! 作品の魅力とともに、帯やポップにこめた想いを語っていただいた。 ■予想だにしない展開と結末で、書店員一同を痺れさせた傑作 内田 単行本が出たとき、『本の雑誌』の上半期ベスト1に選ばれて、書評でも絶賛されていて。これは読んでおかないと、と手にと