トップレビュー「母親」の存在が大きかった――15万部突破、栗原類の自伝的エッセイがマンガに!「発達障害」を抱え、どのように輝く場所を見つけたのか 『マンガでわかる 発達障害の僕が羽ばたけた理由』(栗原類:著、酒井だんごむし:画/KADOKAWA) 「ネガティブすぎるイケメンモデル」として瞬く間に人気者になった栗原類。現在は、タレントとしてだけでなく、映画・舞台で役者としても活躍の場を広げている彼が、2016年10月に出版し、多くの反響を集めたのが自伝的エッセイ『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』(KADOKAWA)だ。そう、彼は発達障害のひとつであるADD(注意欠陥障害)を抱えている。これは、8歳の頃、当時在住していたニューヨーク市の教育委員会で診断されたという。自身の半生をまとめ、ADDとはいったいなにかを綴ったエッセイは15万部を突破し、大勢の読者に勇気を与えたことだろう。そ