『東洋医学の先生が教える「ぐっすり眠れない」が治る本(PHP文庫)』(福辻鋭記/PHP研究所) 「寝ても疲れが取れない」というのが、私の慢性的な悩みでした。疲れが取れないので「休日はたくさん寝よう」→「寝ても寝ても眠たい」→「寝れば寝るほどダルイ……」という負のスパイラルに陥っていたような気がします。 「快眠できないのが普通」といった状態で日々を過ごしていましたが、体力は落ちる一方だし、仕事にも影響が出たら嫌だなぁと思っていた時、タイトルにピンときて手に取ったのが『東洋医学の先生が教える「ぐっすり眠れない」が治る本(PHP文庫)』(福辻鋭記/研究所)です。 本書は鍼灸治療院の院長として、30年以上のキャリアのある著者が「ぐっすり眠れて朝スッキリ目覚めるためのノウハウを、鍼灸や漢方などを中心とする東洋医学の観点と、体のゆがみを治すツボ押しや整体、ストレッチなどの観点から紹介したもの」。 まず