動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画“著者出演インタビュー”で、ノンフィクション作家・石井光太が2016年8月18日(木)に発売された『鬼畜の家~わが子を殺す親たち~』について語っている。 国内外を舞台に、貧困、医療、戦争、災害など数々の時事問題やセンセーショナルな事件を取り上げた作品を執筆してきた石井。『レンタルチャイルド-神に弄ばれる貧しき子供たち』『遺体-震災、津波の果てに』をはじめ、逆境の中で生きる人々の美しさにスポットを当てた、多くの著書を世に送り出してきた。 よく貧困地域だとか、戦争をしている地域だとか、事件の場所だとか、辛いところを取材しているねと言われるんですけども、僕は取材によって辛い現実を見たいというのではなくて、その辛い現実の中で人間が、必死に生きる美しさというものを見つめてみたいという気持ちがあるんです。 耳を塞ぎたくなるような残虐な児童虐待事件を克明に綴っ