公認会計士も経営者も、その本質は同じ 柳井正氏:本題の公認会計士と経営、この両者の関係についてお話ししたいと思います。会社とは、生きているもの。継続的な努力せずに、永久に続く会社は存在しません。当たり前ですよね、これ。 どんなに儲かっている企業でも、ただ同じことを繰り返すだけでは、遠からず潰れます。だから私たちは、常に自ら変わろうとしてきました。今後もそうしていきます。 公認会計士の仕事も本来は、本質的には、私は経営者と同じだと思います。 自ら変化し続ける企業の透明性や公平性を担保し、経営の方向性をより確かにするために公認会計士の制度があると思います。 会計、損益計算書、貸借対照表、会計原則。これの仕組みを作り、会社の経営をわかりやすく見えるようにする。どうやって会社の経営を良くするのか。 経営者と一体になって、経営に取り組む公認会計士は非常に重要で、そういった意味で必要不可欠な存在だと思