民主党を離党した木内孝胤(たかたね)衆院議員(東京9区)ら民主系無所属の衆院議員5人が新会派を結成することが18日分かった。橋下徹大阪市長の「大阪維新の会」やみんなの党との連携を模索し、次期衆院選後の「第三極」合流を目指す。消費増税法案の衆院採決後、民主党は離党者が相次いでおり、「第三極」を掲げる新会派の発足はこうした動きに影響を与える可能性がある。 新会派を結成するのは木内氏のほか、中島政希(比例北関東)、横粂勝仁(比例南関東)の2氏。離党届を18日に提出した中津川博郷氏(比例東京)、佐藤夕子氏(愛知1区)も参加を予定している。19日にも会派結成届を衆院に提出する。 5人は既に維新の会幹部やみんなの党の渡辺喜美代表と接触。みんなの党との統一会派結成も検討する。中心メンバーは「第三極の国政進出の受け皿づくりを目指す。民主以外の既成政党の離党者も受け入れたい」と話した。「国民の生活が第一」の