NASAの惑星探査衛星が3つの系外惑星を発見した/NASA's Goddard Space Flight Center/Chris Smith (CNN) 米航空宇宙局(NASA)の惑星探査衛星「TESS(テス)」がこのほど、地球から31光年先に3つの系外惑星を発見した。このうち1つは、恒星から適度な距離にあって生命が存在できる「ハビタブルゾーン」内で見つかった。 3つの系外惑星はうみへび座にあるM型わい星「GJ357」を周回。この恒星は太陽に比べ40%低温で、質量や大きさも太陽の3分の1ほどにとどまる。研究結果は天文学誌「アストロノミー・アンド・アストロフィジックス」に今週発表された。 最初に見つかった系外惑星は「GJ357b」。地球より22%大きく質量も80%上回っており、「スーパーアース」に当たる。恒星までの距離は水星から太陽の11分の1で、平均気温は推計でカ氏490度(セ氏約254