任天堂の昨年度1年間の決算は、世界的な半導体不足の影響で主力ゲーム機の販売が減少したことなどから減収減益となりました。今年度についても、半導体不足でゲーム機の予想販売台数が昨年度をさらに下回り、減収減益になるという見通しを明らかにしました。 任天堂が10日に発表した昨年度1年間の決算によりますと、売り上げが前の年度と比べて3.6%減って1兆6953億円、最終的な利益は0.6%減って4776億円となりました。 ゲームソフトの販売は好調だったものの、半導体不足の影響で主力のゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産が滞り、昨年度の販売台数が2306万台と、前の年度から20%減少したことなどが主な要因です。 今年度についても半導体不足の影響が続くとして「ニンテンドースイッチ」の販売台数を昨年度からさらに8%少ない2100万台と見込んでいて、業績についても売り上げが昨年度から5.6%、最終的な利益が2