イラク北部のクルド人自治区スレイマニヤ郊外で、イランの越境攻撃により煙が立ち上る現場を調べるクルド人武装勢力の戦闘員(2022年9月28日撮影)。(c)AFP 【9月29日 AFP】イランは28日、イラク北部のクルド人自治区をミサイルと無人機で攻撃し、9人が死亡した。イランは、同自治区のクルド人武装勢力が自国内の騒乱を扇動していると非難していた。 イランでは16日、服装規定などを取り締まる「道徳警察」に逮捕されたクルド系イラン人女性マフサ・アミニ(Mahsa Amini)さん(22)が死亡したことを受け、各地で大規模な抗議行動が発生。デモは12夜にわたり続き、治安当局の弾圧により多数の参加者が死亡している。 イラン革命防衛隊(Iranian Revolutionary Guard Corps)は、イラクのクルド人勢力が「北西部からイランを攻撃して同国に侵入し、不安と暴動を扇動して混乱を広げ