■ 何故か「天皇賞」中継を観る。最近、競馬を観るのが楽しみになってきた。今日は、「天覧試合」だった。中中、貴重なものを観たのかもしれない。 ■ 前々回のエントリーには、数々のコメントを頂いた。雪斎は、皇位継承に関わる「男系男子維持」論者の「語り口」には総じて批判的である。「あれでは、受け容れられるものも受け容れられなくなる…」と率直に思う。それでは、雪斎は、皇位継承について、どのように考えているのか。 雪斎は、雑誌の取材で「理想の皇室の姿とは、どのようなものか」と問われたことがある。雪斎は、「そのようなものはない。存続すれば、よろしい。皇室のない日本などは、考えられないのだから…」と答えたものである。雪斎は、「…でなければ、皇室の姿ではない」という立論の仕方には、馴染めないものを感じている。そうした硬直した姿勢こそが、皇室の永続に対する「敵」なのではないであろうか。 下掲の論稿は、雑誌『論
![皇位継承に関する所見 - 雪斎の随想録](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1bee137c53bcf1658c28db6f8cdd3357dd42d6ca/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fsessai.cocolog-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)