とは言え「脱炭素社会」とやらの実現のためには一番手っ取り早い手段だし、まだまだ伸びしろはありそうだから、三洋由来のHIT型を手じまいにするには頃合いだったのかも。 他の方式もなかなかよい話はない。ソーラーフロンティアの化合物系もいっときホームセンターで頑張って営業してたけど最近は見なくなった。 有機色素増感系のセルが効率30%を(実験室レベルじゃなくて)超えるようになって生涯のエネルギー収支がプラスになったら、また新しい展開があるのかな? それはそれとして、太陽光発電に関しては政府が変に介入したのが裏目に出たように思う。 住宅設備機器や白物家電がなぜか安い中国製に席巻されていないように、うまくやれば太陽光発電もコストがすべてではなく耐用年数の長い消費財のひとつになれたかもしれない。 国内産業を守る手立てを講じずに普及促進の名目で人為的な発電買取価格を設定したら、売電で儲けることを考える人が