赤兎馬(せきとば、せきとめ、繁体字: 赤兔馬; 簡体字: 赤兔马; 拼音: chìtùmǎ; 注音符号: ㄔˋㄊㄨˋㄇㄚˇ)は、『三国志』および『三国志演義』に登場する馬。演義では西方との交易で得た汗血馬といわれている。「赤い毛色を持ち、兎のように素早い馬」の意とも。 概要[編集] 赤兔(赤兎)[編集] 「赤兔」という言葉について『芸文類聚[1]』では「赤兔」[2]を以下のとおり説明している。 瑞應圖曰 王者恩加耆老 則白兔見 一本曰 王者應事疾則見 赤兔者 王者德茂則見 -祥瑞部下99巻 兔[3] 梁蕭子範七誘曰…大夫曰 逸態之赤兔 駿足之驪駒 龍文重於漢厩 魚目貴於西都 若乃似鹿之體 如龍之姿 以紫縷 繫以青絲-57巻 七[4] 呂布の赤兎馬[編集] 赤兎馬が単一の個体(一頭の馬)であれば、呂布が董卓を殺害した頃(192年)から関羽が死去する(220年)まで約30年間現役の軍馬だったこ