「すでに暗くなった夜道で、今日も無灯火で普通に走っている危険なクルマに出くわした」、と取材帰りの編集部員が話していました。しかし、なぜ真っ暗な夜の道路を無灯火でしかも気が付かず走行できてしまうのでしょうか。 無灯火の原因とも言われる自発式メーター等写真で見る(7枚) 同じような危険なクルマを見かけたと話す自動車ジャーナリストの方々数名に、この件を伺ったところ、「自発光式速度計(自発式メーター)が増えたことが要因にある」といいます。 確かに一昔前までのクルマは、ヘッドライトもしくは車幅灯(スモールライト)とメーターの照明が連動しているタイプがほとんどでした。 このため夜間にライトを点灯していないと、メーターやその他の操作スイッチ類など、真っ暗のままだったので気がつくことができたといいます。 近年のクルマは昼間でも自発式メーターや液晶メーターが光っていることから、“うっかり無灯火”が増えている