自民党は26日、党所属の全国会議員に対し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係についての点検結果を党に報告するよう求める通知を出した。党はこれまで「点検と見直し」を議員本人に委ねてきたが、調査・説明に消極的な姿勢に、野党や世論の批判が高まるなか、対応を一転させた格好だ。9月6日にも結果を公表する方針だ。 通知では▽教団に関連する会合への祝電・メッセージなどの送付▽広報誌のインタビューや対談記事の掲載▽関連団体の会合への出席などの有無▽寄付やパーティー券収入▽選挙におけるボランティア支援や組織的支援、動員などの受け入れ――の実態について、回数や具体的な報告を求めた。9月2日を締め切りとし、関係が新たに判明した場合は「追加の報告」も求めている。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が日本テレビを逆暴露した。25日に公式サイトで、日テレの「24時間テレビ」で、旧統一教会の信者が番組運営にかわっていたと明かした。 旧統一教会は21日に報道機関が旧統一教会と密接にかかわってきたとして、逆暴露を予告していたが、「異常な過熱報道に対する注意喚起(2)」と題し、第1弾として、日テレを名指しで取り上げた。 「現在、民放の雄と言われる日本テレビが、同社ネットワークの総力を挙げて毎年取り組んでいる『24時間テレビ』ですが、当法人の女性信徒がボランティアスタッフとして7年間にもわたって関わり、番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活躍していたことが分かりました」 2014年に放送された番組テロップに「七尾市/世界基督教統一神霊協会能登教会」と紹介された画像を添付した。 「この調査結果からも分かるとおり、現在、特定の報道機関が『反社会的団体』であるかの
第2次岸田改造内閣で、復興大臣に起用された秋葉賢也氏(60)。就任会見で旧統一教会との関係を問われ、こう答えた。 「旧統一教会が主催している会合に出席したことは一切ございません」 しかし、地元関係者によれば、秋葉氏の問題は他のところにあるという。 8月10日、復興相に決まり、首相官邸に入る秋葉氏(右)。安倍政権では総理補佐官を務めたこともあった 写真:共同通信社 「仙台市にある秋葉さんが代表の政党支部が、秋葉さんの夫人あてに事務所の家賃を支払っているのです。一部では政治資金を還流させ、秋葉さん本人の懐(ふところ)に入っているのではないかとささやかれている」(自民党宮城県連関係者) 本誌は、政党支部「自民党宮城県第2選挙区支部」の’11〜’20年の政治資金収支報告書を入手。そこに記載された家賃の金額は年によって上下し、月額5万〜8万5000円をこの物件の所有者である妻に支払っていた。10年間
安倍晋三元首相の国葬を巡っては費用が、法的根拠や弔意表明のあり方と並ぶ焦点の一つだった。26日の閣議で約2億5000万円の支出が決まった。国の儀式として執り行う国葬の費用は全額国費で賄うことはすでに決定済み。新型コロナウイルスの感染拡大や物価高が続く中で、税金投入には世論の厳しい視線が注がれており、理解が得られるかは不透明だ。 国葬の経費について政府は、2020年10月の中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬の費用が計2億円弱だったことを「一つの指標」(内閣官房)として検討を進めた。松野博一官房長官は「最近の物価情勢やコロナ対策費なども勘案しながら、真に必要な経費とする」と理解を求めてきたが、野党からは「税金を使うのだから、国会できちんと説明すべきだ」と批判が相次いだ。
岸田文雄首相が24日表明した新型コロナウイルス感染者の全数把握方法の見直しは、全国一律の導入は見送られ、調整に難航した苦悩が色濃くにじむ。当初は「ウィズコロナ」を演出するため「第7波」収束後の抜本的な見直しを見据えていたが、かつてない爆発的な流行は想定に反して長期化。疲弊する医療現場や保健所の強い声に押されて重い腰を上げた格好で、後手に回った印象は拭えない。 当初のシナリオ この日、関係閣僚と協議を終えた首相は、リモートで取材に応じ「高齢者をはじめリスクの高い人の命を守ることを最優先に考え、さらなる対策強化を指示した」と見直しの狙いを説明。医師による患者情報の入力を高齢者などに絞ることで「必要な診療時間を確保していく」と強調した。 ...
統一教会専門家としてメディアに出演多数の二人が、政治家と統一教会との関わり(マスコミ又はマスコミ関係者や芸能人と統一教会の関わりに関しては未言及)のアウトセーフの基準や線引き・濃淡を決めることの必要性を訴える 下記ツイートはどの宗教が法律的に合法違法というような話ではなく、あくまで『統一教会との関わりに関してどこまでアウトでどこまでセーフとするか』という基準点(線引き・濃淡)を決めるというもの 有田芳生 @aritayoshifu ▼統一教会への関与には「濃淡」があります。僕も1987年に新右翼「一水会」で統一教会=勝共連合を批判する講演を行い、機関紙にその記事が詳しく掲載されました。組織責任者が自宅にまでやってきて批判されたことがあります。批判には積極的な説明が必要でしょう。「淡」=「濃い」ではありません。 pic.twitter.com/e1cegXMpwv 2022-08-24 13
結党わずか2年で10万人の党員を獲得 参政党所属の国会議員は、元吹田市議で党副代表兼事務局長の神谷宗幣参議院議員(44歳)ひとりである。政党要件を満たし、政党助成金の交付も受けるが、参議院委員会の委員・理事、質疑の時間を確保するには2人以上で会派を組まねばならず、ひとりでできることは限られる。 しかし参政党は、20年4月の結党以来、特定の支援団体に支えられず、山本太郎・れいわ新選組代表のような知名度のある候補者を持たないなか、わずか2年で約10万人の党員を集め、約177万票(3・3%)を得て、神谷氏を国会に送り出した。このスピード感は、ゼロから立ち上げたという経緯を含め、政党史に残るだろう。 結党から約60年の歴史を持つ公明党は、支持団体・創価学会との政教分離に気を配りつつ、自民党と連立政権を組むことで存在感を示し、約618万票(11・7%)を得て6名を当選させた。 結党から約100年の共
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