ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (14)

  • 【読書感想】ぼくは眠れない ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ぼくは眠れない (新潮新書) 作者: 椎名誠出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/11/14メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) ガバッと起きると午前二時、それが不眠生活の幕開けだった。毎夜同じ時刻に目が覚めて、眠れないまま朝になる。七十歳にして探険旅行に挑み、ビールだけは欠かさぬ豪快さの持ち主には三十五年にわたる孤独な「タタカイ」があった。発端となった独立騒動、はかられた精神科受診、手放せない睡眠薬、ストーカー事件のトラウマ、眠気をさそう試行錯誤等を初めて告白。果たして「やわらかな眠り」は取り戻せるのか。 椎名誠さんに対する僕のイメージは、アウトドア好きで仲間たちと一緒に焚き火を囲んで大宴会をして、カツオをワシワシべてビールを豪快に飲み干し、テントで寝る前に、探検のを少しだけ読んでぐっすり眠る、そんな感じだったんですよ

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    dds7010 2023/02/24
  • 【読書感想】NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 (宝島社新書) 作者:NHKスペシャル取材班宝島社Amazon Kindle版もあります。 NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 (宝島社新書) 作者:NHKスペシャル取材班宝島社Amazon 全国の自治体1392カ所を独自調査 話題の「NHKスペシャル」待望の新書化! 長年にわたるひきこもりの果てに、命を落とす――。 いわゆる「ひきこもり死」が全国に広がっている。 いま、日には推計61万人もの「中高年ひきこもり」の人たちがいるとされる。 高齢の親が亡くなった後、生きる術を失った「子」が衰弱死するという事態を、どうしたら回避できるのか? 2020年11月にオンエアされ大きな反響を集めた NHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」の制作陣が書き下ろす、渾身のルポ。 このルポを読んでいて、僕はなんと

    【読書感想】NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    dds7010 2022/10/18
  • 【読書感想】諦めの価値 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    諦めの価値 (朝日新書) 作者:森 博嗣朝日新聞出版Amazon Kindle版もあります。 諦めの価値 (朝日新書) 作者:森 博嗣朝日新聞出版Amazon さよなら、努力。 「諦め」は最良の人生戦略だ。 「諦めるな、頑張るんだ! 」という時代はもう終わった。 何かを成し遂げた人は、常に多くのことを諦め続けている。 あなたにとって、何が有益で何が無駄か、「正しい諦め」だけが、最大限の成功をもたらすだろう。 「自分はこれでいいのか」と思っているすべての人へ。 仕事、人間関係、日々の雑事に見切りをつけた結果、夢をかなえた作家が独自の思索で導いた諦め方を伝授する。 森博嗣先生の人生観エッセイを読むたびに、僕は『嫌われる勇気』というアドラー心理学について書かれたのことを思い出すのです。 fujipon.hatenadiary.com このを読みながら僕が考えていたことは「書かれていることは正

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    dds7010 2021/10/13
  • 【読書感想】薬物売人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    薬物売人 (幻冬舎新書) 作者:倉垣 弘志幻冬舎Amazon Kindle版もあります。 薬物売人 (幻冬舎新書) 作者:倉垣弘志幻冬舎Amazon 田代まさし氏への覚醒剤譲渡で二〇一〇年に逮捕され、懲役三年の実刑判決を受けた著者は、六木のバーを拠点にあらゆる違法薬物を売り捌いていた。客は、金のある日人。会社員もたくさんいた。マリファナの客は、癒しを求めて、コカインの客は、創造性のために、週末だけシャブをキメる客も多かった。しかし、楽しむための薬物は、いつしか生きるために欠かせなくなり、人生を破滅させる。自らも依存症だった元売人が明かす、取引が始まるきっかけ、受け渡し法、人間の壊れ方――。逮捕から更生までを赤裸々に描く。 「田代まさしに覚せい剤を売った男」による、薬物の魅力と薬物に魅入られた人々の人生模様。 2010年10月10日、俺は逮捕された。 大阪の阪急豊中駅近くのビルに入ろうと

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    dds7010 2021/09/03
  • 【読書感想】ビジネス戦略から読む美術史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ビジネス戦略から読む美術史 (新潮新書) 作者:西岡 文彦新潮社Amazon Kindle版もあります。 ビジネス戦略から読む美術史(新潮新書) 作者:西岡文彦新潮社Amazon フェルメールの名画は「パン屋の看板」として描かれた!? ガラクタ扱いされていた印象派の価値を「爆上げ」したマーケティング手法とは? 美術の歴史はイノベーションの宝庫である。名画・名作が今日そう評されるのは、作品を売りたい画家や画商、そして芸術を利用しようとした政治家や商人たちの「作為」の結果なのだ。ビジネス戦略と美術の密接な関係に光を当てた「目からウロコ」の考察。 もう10年くらい前の話になりますが、ゲームのイメージ画などで知られる有名画家の個展に行ったことがあるのです。 そこには数々の作品(版画)が展示されていて、感心しながら見入っていたのですが、記憶に残っているのは、そこのスタッフの熱心な「売り込み」だったん

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    dds7010 2021/08/18
  • 【読書感想】カエサル――内戦の時代を駆けぬけた政治家 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    カエサル――内戦の時代を駆けぬけた政治家 (岩波新書) 作者:小池 和子発売日: 2020/08/21メディア: 新書 Kindle版もあります。 カエサル 内戦の時代を駆けぬけた政治家 (岩波新書) 作者:小池 和子発売日: 2020/12/24メディア: Kindle版 内容(「BOOK」データベースより) 内戦を終結させ、ローマ帝国への道をひらいた英雄―多くの人がカエサルをそう描くが、実のところ、彼はどんな時代を生き、何をなそうとしたのか。共和政末期の政治社会状況やキケローら同時代人の動向を丹念に読み解き、また『ガリア戦記』をはじめとする彼自身の著作活動にも着目、その苛烈な生涯を資料に基づいて活写する。 うーむ困った。このを読み終えて、感想を書こうと思っているのですが、正直なところ、引き延ばした世界史の教科書をずっと読んでいるようで、240ページくらいなのに、けっこう長く感じたんで

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    dds7010 2021/01/21
  • 【読書感想】勉強の価値 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    勉強の価値 (幻冬舎新書) 作者:森 博嗣発売日: 2020/11/26メディア: 新書 Kindle版もあります。 勉強の価値 (幻冬舎新書) 作者:森博嗣発売日: 2020/11/25メディア: Kindle版 内容(「BOOK」データベースより) 勉強が楽しいはずない。特に子供が勉強しないのは「勉強は楽しい」という大人の偽善を見透かしているからである。まず教育者は誤魔化さずこれを認識すべきだ。でなければ子供が教師の演技を馬鹿馬鹿しく思い両者の信頼関係が損なわれる。僕は子供の頃あまりに美化された「勉強」に人生の大事な時間を捧げる必要があるか疑った。が、現在(正確には21歳から)は人は基的に勉強すべきだと考える。それは何故か?人に勝つため、社会的な成功者になるためではない。ただ一点「個人的な願望」からそう考える理由を、書で開陳する。 子どもに「なんでやりたくもないのに、勉強しなきゃい

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    dds7010 2020/12/08
  • 【読書感想】なぜネギ1本が1万円で売れるのか? ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    なぜネギ1が1万円で売れるのか? (講談社+α新書) 作者:清水 寅発売日: 2020/10/22メディア: 新書 Kindle版もあります。 なぜネギ1が1万円で売れるのか? (講談社+α新書) 作者:清水寅発売日: 2020/10/21メディア: Kindle版 内容(「BOOK」データベースより) ブランド創り、マーケティング、新しい働き方、僕たちは、ネギ界のダイソンを目指す。ミシュラン星付きレストランのシェフは唸り、スーパーのバイヤーたちは喜び、大手種苗会社の営業担当者は膝を打つ。儲け方・売り方・働き方、ビジネスのヒント満載! 11万円のネギが売られていたら、買う? 僕は買わない(買えない)のですが、世の中には、それが唯一無二の価値をもっていれば、カネに糸目はつけない、という人っているんですよね。 お金って、あるところにはある。 「11万円のネギをべてみた」というだけで、

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    dds7010 2020/11/05
  • 【読書感想】中高年ひきこもり ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    中高年ひきこもり (幻冬舎新書) 作者:斎藤 環出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2020/01/30メディア: 新書 Kindle版もあります。 中高年ひきこもり (幻冬舎新書) 作者:斎藤環出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2020/01/29メディア: Kindle版 内容紹介 内閣府の調査では、40~64歳のひきこもり状態にある人は推計61万人と、15~39歳の54万人を大きく上回る。中高年ひきこもりで最も深刻なのは、80代の親が50代の子どもの面倒を見なければならないという「8050問題」だ。家族の孤立、孤独死・生活保護受給者の大量発生――中高年ひきこもりは、いまや日の重大な社会問題だ。だが、世間では誤解と偏見がまだ根強く、そのことが事態をさらに悪化させている。「ひきこもり」とはそもそも何か。何が正しい支援なのか。第一人者による決定版解説書。 「中高年のひきこもり」に関する

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    dds7010 2020/02/05
  • 【読書感想】ストーナー ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ストーナー 作者: ジョン・ウィリアムズ,東江一紀出版社/メーカー: 作品社発売日: 2014/09/28メディア: 単行この商品を含むブログ (32件) を見る 内容紹介 これはただ、ひとりの男が大学に進んで教師になる物語にすぎない。しかし、これほど魅力にあふれた作品は誰も読んだことがないだろう。――トム・ハンクス 半世紀前に刊行された小説が、いま、世界中に静かな熱狂を巻き起こしている。 名翻訳家が命を賭して最期に訳した、“完璧に美しい小説" 美しい小説……文学を愛する者にとっては得がたい発見となるだろう。――イアン・マキューアン 純粋に悲しく、悲しいまでに純粋な小説。再評価に値する作品だ。――ジュリアン・バーンズ 『ストーナー』は完璧な小説だ。巧みな語り口、美しい文体、心を深く揺さぶる物語。息を呑むほどの感動が読む人の胸に満ちてる。――「ニューヨーク・タイムズ」 読んでいると、さざ波

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    dds7010 2018/12/14
  • 【読書感想】テニスプロはつらいよ~世界を飛び、超格差社会を闘う~ ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    テニスプロはつらいよ 世界を飛び、超格差社会を闘う (光文社新書) 作者: 井山夏生出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/08/17メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 テニスプロはつらいよ?世界を飛び、超格差社会を闘う? (光文社新書) 作者: 井山夏生出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/09/16メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 「大事なのは、自分にとって人生のチャンピオンになること!」――松岡修造/プロ7年目、最高ランクは259位――プロテニスプレイヤー関口周一の闘いを軸に、その苛酷さ、競争の仕組みを、「テニスジャーナル」元編集長が丹念な取材で描く。テニスファン、「テニス親」必読! 僕自身はテニスが大好き、というわけではないし、僕の子どもも、テニスプロなんて進路は考えたこともないと思います。 日人の現

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    dds7010 2018/12/14
  • 【読書感想】らぶれたあ オレと中島らもの6945日 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    らぶれたあ オレと中島らもの6945日 作者: 鮫肌文殊出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/11/23メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります。 らぶれたあ オレと中島らもの6945日 作者: 鮫肌文殊出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/12/23メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 超売れっ子放送作家の鮫肌文殊。すべてのきっかけは、中島らもとの出会いだった。中島らもに常識を木っ端みじんに打ち砕かれながら、酒を呑み、女を知り、役者をやったり歌ったり。らもが飲み過ぎて倒れて仕事がなくなり、これはいけないと上京した鮫肌は、テレビ仕事に集中。数年ぶりに中島らもと再会し、伝説のトークイベント「らもはだ」がはじまった。出会いから死去するまでを描ききった、壮絶なラブレター。 このを旅先で見かけた

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    dds7010 2018/12/14
  • 「きっと何者にもなれない」あなたへ - 琥珀色の戯言

    参考リンク:先日、twitterでこういう言葉を拾いました。「きっと何者にもなれないオタクに限って、写真…カメラ極めようとするよね。」なんとなく同意するところなんですが、ここで質問です。自分を何者だと考えますか?(ザ・インタビューズ) この参考リンクの記事を読んでから、ずっと「僕は何者なのか?」と考えていた。 いやそもそも、何者になりたかったのだろうか? 僕の父親は医者だったのだが、仕事を終えたあとは飲みに外に出ることが多かった。 それで酔っぱらって帰ってきて、酒臭い息で説教されるのも悲しかったのだが、仕事のことではなく、「飲み屋での自分の顔の広さ」を自慢するのがすごくイヤだった。 「あなたは、何者なのだ?」って。 医者というご立派な職業についたからには、もっと仕事を熱心にやって、その世界で認められようとするのがスジではないか。 にもかかわらず、夜の街でのこと、「あんな人と知り合いなんだ」

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    dds7010 2018/12/14
  • 【読書感想】悪の出世学 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東 (幻冬舎新書) 作者: 中川右介出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/03/28メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る Kindle版もあります。 悪の出世学 ヒトラー、スターリン、毛沢東 作者: 中川右介出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/05/08メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 権力を握ることは悪ではないが、激しい闘争を勝ち抜き、のしあがった者に“ただのいい人”はいない。書は歴史上、最強最悪といわれる力を持った三人の政治家―ヒトラー、スターリン、毛沢東の権力掌握術を分析。若い頃は無名で平凡だった彼らは、いかにして自分の価値を実力以上に高め、政敵を葬り、反対する者を排除して有利に事を進め、すべてを制したか。その巧妙かつ非情な手段とは。半端な

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    dds7010 2018/12/08
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