タグ

2014年6月12日のブックマーク (4件)

  • 欧州に「日本化」の懸念:利回りが下がる国:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年6月7日号) 資産価格間の古い関係の復活 欧州は、不利な人口動態と債務危機の遺産が長期にわたる低成長と低インフレ(場合によってはデフレ)につながる「日化」に屈しつつあるのだろうか? 状況はそれほど絶望的ではないと主張するエコノミストもいる。欧州には、改革という薬の投与によって成長率を高める方法がたくさんある。例えば、労働市場の柔軟性を高めたり、カルテルのような職業別組合の影響力を減らしたりできる。だが、ある重要な分野で日化が姿を現し始めている――債券市場である。 過去10年以上というもの、日の政府債務(現在、国内総生産=GDP=比230%)がいずれ日国債を打ちのめすと信じて国債が下落する方に賭けていた弱気派は、失望させられてきた。利回りは極端に低い水準で推移してきたからだ。日国債の空売りは富を大きく破壊してきたため、「ウィドウメーカー(大損する恐れの

    欧州に「日本化」の懸念:利回りが下がる国:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 夢は実現する? ソフトバンク、新たにロボット用OS「V-Sido」発表

    夢は実現する? ソフトバンク、新たにロボット用OS「V-Sido」発表2014.06.11 23:30 日6月11日、ソフトバンクグループのアスラテックがロボット用OSの「V-Sido」を発表しました。ソフトバンクと言えば感情を持った初のパーソナルロボットPepperを先日発表したばかり。今日はグループ内の別会社、アスラテックからの新事業のプレゼンテーションでした。 V-Sidoって何? 小学生の頃よりロボットの開発研究を行っていた、吉崎航氏が開発したロボットの動きを制御するOSです。つまり人間でいうと小脳、運動をつかさどる部分。Maker Faire Tokyo 2012でお披露目された油圧式駆動ロボット「クラタス」に搭載され話題になりました。 多くのロボットは予め記憶された情報を再生し駆動するのに対し、V-Sidoはリアルタイムに動きを生成します。それだけではなく、ロボット自体が転倒

  • 「エネルギーの科学史」小山 慶太 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    近代科学の歴史は、「エネルギー」の探究とともにあった。森羅万象、『ヒトも星も宇宙も物理反応と化学反応にもとづく”変化”の所産であり、”変化”を引きおこす実体こそが”エネルギー”』(P7)であった。その「エネルギー」は近代科学の確立の過程でドラスティックに指し示す内容を変えつつ、幅広い概念として成立してきた。 書では十九世紀末の放射能の発見を画期としつつ、それ以前の熱エネルギー、電気エネルギー研究を通しての古典物理学時代のエネルギーから、放射能と原子核の発見以後の核エネルギー研究を端緒として反物質エネルギーや暗黒エネルギーなどに至る物理学を中心としたエネルギーの科学史の大きな流れを俯瞰しつつ描かれる。 僕のような科学に無知な者でもすらすらと読めるように丁寧かつわかりやすく説明されているだけではなく、様々な科学者の興味深いエピソードを丁寧に掘り下げつつ関連した雑学的話題も豊富で、科学を知るこ

    「エネルギーの科学史」小山 慶太 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 今の世界を形作った3つの出来事 1914年、1944年、1989年から我々が学べること:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年6月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 今年は第1次世界大戦の勃発から100年、第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦開始の日(Dデー)から70年、そしてソビエト帝国の崩壊と、天安門広場周辺で行われた残忍な弾圧から25年という年にあたる。 100年前には、欧州の脆弱な秩序が崩れ落ちた。70年前には、民主主義勢力が全体主義の欧州に猛攻撃をかけた。25年前には、欧州で分断が解かれて人々が自由になる一方、中国で市場経済と一党独裁が選択された。その後の25年間はグローバル資主義の時代となっている。だが、そのような時代の政治的・経済的圧力もますます明白になっている。 1913年当時、西欧は世界の経済と政治の中心だった。西欧の国内総生産(GDP)は、世界全体のそれの3分の1を占めていた(市場為替レート換算ベースで見るよりも貧しい国々の割合が大きくなる購買力平価ベースで見てもそうだっ

    今の世界を形作った3つの出来事 1914年、1944年、1989年から我々が学べること:JBpress(日本ビジネスプレス)