いやー、これは圧倒的に面白い…。こういう本があるから、読書はやめられないのです。 520ページに及ぶ、長大なルポルタージュ 本書は謎の独立国家・ソマリランドと、その周辺にある「海賊国家 プントランド」「南部ソマリア」についてのルポ作品。 ソマリランド、初めて名前を聞きました。国際的にはソマリアの一部として見なされている地域です。ソマリアといえば紛争地帯として有名ですよね。「崩壊国家」なんて呼ばれ方もされています。 しかし、このソマリランド、紛争地帯の中にあるとは思えない「十数年も平和を維持している独立国」だそうで。 国際社会では全く国として認められていない。「単に武装勢力の一部が巨大化して国家のふりをしているだけ」という説もあるらしい。 不思議な国もあるものだ。建前上国家として認められているのに、国内の一部がぐちゃぐちゃというなら、イラクやアフガニスタンなど他にもたくさんあるが、その逆とい
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