米首都のワシントン記念塔前で、銃の規制強化を求める集会に参加する人々(2022年6月11日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP 【6月12日 AFP】銃乱射事件が相次いで起きた米国で11日、銃規制の強化を求める集会が各地で開催され、多数の市民が参加した。 首都ワシントンの国立公園ナショナルモール(National Mall)で行われた集会には、幅広い年齢層の参加者が集まった。会場には2020年に全米で射殺された犠牲者数と同じ4万5000個余りの白い花瓶が並べられ、人々は「銃ではなく人間を守れ」「学校に恐怖はいらない」などと書かれたプラカードを掲げた。 米国では先月、ニューヨーク州バファロー(Buffalo)のスーパーマーケットで黒人10人が射殺され、テキサス州ユバルディ(Uvalde)の小学校でも児童19人と教員2人が乱射事件の犠牲となった。 今回の集会は、2018年にフロリダ州パ