タイトルが全て。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」など、少し――けっこう?――前に流行ったわけだが、そういう作品を気持ち悪い、生まれてほしくないと感じるなら、近親婚を合法化させて近親恋愛につきまとう物語性を低下させるのが一番効果的である。 恋愛ストーリーは障害が大きいほど燃え上がる。 家柄や人種はポリティカル・コレクトネス的に障害にしにくくなったが、血の近さは未だに健在である。むしろ表現の世界では扱いが厳しくなってすらいる。まぁ、家柄(収入)の方はリアルにはえげつない程の壁がある気もするんだが……近親はそっちの目眩ましに使われていないか? 家柄や人種の障害も、身分制度の残っている世界に行ったり人種を通り越して種族の壁――副次的に寿命の差などが表れることもある――にすることで再活用は可能だが、近親ほどダイレクトではない。 この最後の恋愛逆触媒を失墜させるには、現実に近親婚を可能にすること
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